百発百中 狼は走れ豚は食え、人は昼から夢を見ろ

  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741354

作品紹介・あらすじ

八ヶ岳の南東に広がる高原を縦断する単線鉄道のマイアミ駅-もともとは舞網と書いていたこの駅のあたり、バブルの頃に街ぐるみで観光地としての開発を進めたが、いまでは面影もなくゴーストタウンの如くといった様。橘秀次郎と大槻政太郎の二人が、友人の遺言のために訪れようとしている、ネクストワールドと名付けられたゴルフ場と温泉付きの老人ホームもいまや経営者が逃げ銀行管理になってしまっていた。遺品を渡したらとっととその場を去るつもりだった二人は行きがかり上しばらくホームを手伝うことになるが、見えてきたのはレジャー開発企業の土地再開発の計画だった…。

感想・レビュー・書評

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  • 矢作俊彦&司城志朗コンビを読むのは3作目。
    とにかく文章のリズム感が気持ちよく、カッコよさを感じてしまう。
    サブタイトルが「狼は走れ豚は食え、人は昼から夢を見ろ」。
    意味はよくわからないけど、なんかカッコいいんです。

  • 2014/1/5購入
    2017/6/4読了

  • まさに、爽快! !というに相応しい、ジジババが活躍する、頭脳派クライムアクション長編(!?)
    作者ご当人の年齢に合わせてか、二村刑事、「ららら科学の子」の主人公、等々、作品の発表を追うごとに、主役の年季もようよう熟してきた矢作作品ですが、「傷だらけの天使」、「百発百中」ときて、メインキャラがロートレ主義のジジィ&ババァになっているにも拘らず、この面白さ。この格好良さ。
    「傷だらけの天使」は、相棒がIT世代の申し子だったために、ネットやバーチャルワールドを使ったトリックがふんだんに盛り込まれた作品でしたが、「百発百中」は相棒はもとより、手下、アシスタントまで「アラ70」だ。舞台も都心の歌舞伎町ではなく、長野と山梨の真ん中の山奥。
    でも、間違いなく新しい。面白い。購入してから一年間も醸造していた私はバカでした(笑)

    かっこいいジジババと言えば、天藤真の「大誘拐」という傑作がありますが、秀と政の手際のよさは、あのおばあちゃんに通じるものがあります。
    一方、ネクストワールド入居者の仲間たちの活躍は、田村由美の短編マンガ「きねづかん」の4人組を彷彿とさせます。
    悪人退治のヒーローであり、かつ、目的のためなら法律も端折るアウトロー集団でもある、というところが、美味しいとこどりの所以でしょうか。

    本当に、こんなおじいちゃんおばあちゃんたちばかりだったら、世の中の悲劇の2割は無くなると思うんですけれど……

  • 図書館でこんなに新し本が借りれるとは。
    だれかこの作家が好きな人が仕入れてるのかなぁ。

  • zasetushimashita・・・。

  • 前半2/3は老人ホーム入居者たちの垣間見える人生に読ませる。ペーソスあふれていいんだこれが。後半1/3は加速してサスペンスフルな展開に一気で、読後感はとってもいい。それにしても読後も書名の意味分からんが、まいっか

  • 中盤からどんどん引き込まれていった。

    ほろっとする場面も。

    高齢者について考えさせられることも。

  • 20年振りに共作を再開してから2作目になる今作は、前作「犬なら普通のこと」とは違う軽妙なコメディタッチの作品になっています。
    2人の息もよりあって来た感じです。

  • いったいどうしたんだろうか、この期に及んでコンビ復活3連発とは、まだ未読だがとりあえず

  • 悪者が法で守られ、ただの者は生活に喘いでる、じゃ~どうするのか、捕まらないなら法を犯しても悪者をやっつけたい! そんないけない話ですが、もういろいろあって面白い、最後はどうなることやらと思っていたらそうくるかって感じです。

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