ほのかなひかり

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 140
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741378

作品紹介・あらすじ

大切な家族や仲間が、そっと手を差し伸べてくれる。夫を事故で亡くした綾子は、小学生の息子をひとりで育てながら、傷心の日々を送っていた。寂しく迎えたクリスマスイブの夜、解約せずにいた夫の携帯電話からメールが送られてきて…(『聖夜のメール』より)。バレンタインデーに結婚式を控えた茜だったが、婚約者に対する父親のそっけない態度が気になっていた。しかし、挙式一週間前、父が思わぬ行動に出て…(『想い出バトン』より)。心あたたまる、8つの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 家族シリーズ。短編8編。野性時代という雑誌への連載のまとめということでシリーズの小説推理のとは出版社も雰囲気が異なる。お涙系は少なかった。

  • 初めて読むが、個人的に思い入れのある作者なので、ずっと読んでみたいと思っていた。
    短編集なので、読みやすい。
    温かくてほっとする作品ではあるけど、最初の何作かは無理矢理良い話にしようとしている感じがして興ざめ。
    後半の作品は良かった。


    大切な家族や仲間が、そっと手を差し伸べてくれる。夫を事故で亡くした綾子は、小学生の息子をひとりで育てながら、傷心の日々を送っていた。寂しく迎えたクリスマスイブの夜、解約せずにいた夫の携帯電話からメールが送られてきて…(『聖夜のメール』より)。バレンタインデーに結婚式を控えた茜だったが、婚約者に対する父親のそっけない態度が気になっていた。しかし、挙式一週間前、父が思わぬ行動に出て…(『想い出バトン』より)。心あたたまる、8つの物語。

  • 著者もあとがきで書いているように、「どの作品もおとぎ話的で、少々甘いオチ」の8つの物語。 さらっとふわっと本を読みたい人にはお勧め。個人的には、少々どころか甘々でありきたりなオチに鼻白む読後感でしたが。

  • 小市民の幸せとは、こんな風です。と嫌味を言いたくなる話が続くが、実際はこんな小市民になれたらと思わずにいられない。

  • ホントにほのぼので・・・
    みんなこんなだといいのにねえ

  • 泣きたくなくても
    泣くので電車では要注意です!

  • 家族をテーマにした短編集。
    ほんのりした味わい。ドラマ仕立て。

  • タイトル通りとても『ほのかなひかり』だけど、すごく前向きなれる短編集。

  • 「聖夜のメール」が良い話だと思った。

    「じゃあまたな」では、男同士だからこそ出来る会話、成り立つ展開なんだと思うと、男の友情や、仕事に対しての考え方が《良いな》と思った。

  • 家族に関するお話の短編集
    どういう関係であれ
    相手を想う話というのは暖かい。

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著者プロフィール

作詞家、小説家。放送作家を経て1983年より作詞家を始める。作家・脚本家としても活動。

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