カルテット2 イケニエのマチ

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 201
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741545

感想・レビュー・書評

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  • 2作目。
    今回は閉鎖した空間内でのお話。
    自分たちだけの国をつくり、外に出ないということは、
    外への助けを求められないということで、
    情報がなさ過ぎて、周りからは怪しまれる。
    日本ではあまり聞かないが、海外ではそういうこともあるのでしょうか。

  • タケル、カスミ、アツシ(ホウ)はチームとなり、ミドリ町に潜入する事になる。そこは日本でありながら中国人が集まり町となっていた。その中で子供が4人殺されたが、犯人が分からない。自分たちの素性がバレたら殺されかねない状況の中、情報を集めていくと…

  • 漫画だね。でも面白い。

  • シリーズ2作目。
    中国系移民の街、治外法権状態の街への潜入して事件を探る3人。
    女性のカスミが頭脳でタケルとホウが手足。
    それぞれの個性もはっきりしてきた。
    とても面白かった。
    (図書館)

  • 2011年読了

  • 川崎に中国系のスラムがあるという、大沢さんらしい設定で興味深かった。
    というか、バトルシーンがかっちょいいんだよな、このシリーズ! ちょっとくせになる。

  • 26.1.26

  • 2012年7月

  • カルテットの2巻。今回は在日であるホウが悩むお話。

    この小説に出て来る「ミドリ町」は、どこか横浜の寿町とか大坂のあいりん地区とかをほうふつさせるような感じだった。勿論、不法滞在の人たちが集まって一つのコミュニティができているというわけではないが、その周りからの「阻害されてる感じ」が、どこか似ていると。

    今回は割と話の結末が分かりやすかったし、微妙な引っかかりを覚えながらも読後感は悪いものじゃなかったので、★3つで。

  • 治外法権状態の所で、多分起きているだろう事件の解決を。
    それには前回出会った3世の協力が必要で。

    顔見知りになったせいか、前回よりは読みやすい…というより
    話の流れが分かりやすい?
    互いが互いのやれる部分を完全に使い切ってるわけですが
    まぁ最後はああなると予想してました。
    というよりも、ああならなければ、薄っぺらいものだったかと。

    1も2もそうですが、身近にない状態で事が起こってるので
    今一色々共感できないというか、分かりにくいというか…。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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