あやしい探検隊 北海道物乞い旅

  • 角川書店 (2011年9月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784048741699

作品紹介・あらすじ

アヤシキことでやり残したことがあったのだ、と気付いたシーナ隊長は隊員とドレイを招集。北海道物乞い(お貰い)旅への出発を宣言した! 相変わらずのバカ旅に大笑いと感動あり。帰ってきたあやしい探検隊!

みんなの感想まとめ

旅の中での失敗やユーモアを通じて、人生の大切な教訓を伝える物語が展開されます。久しぶりに戻ってきた探検隊シリーズは、著者の独特な視点と軽妙な語り口で、読者を楽しませてくれます。特に「物乞い旅」と名付け...

感想・レビュー・書評

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  • 大好きだった「あやしい探検隊」も焚き火発見伝以降途絶えていて読んでいなかった。書き下ろし三部作として再スタートしていたのですね。後書きを見ると2011年。東日本大震災の秋に出た本だったのかと思うと感慨深い。当時は読む気分にならなかったのだろうと思う。 10年たって勤務地であった北海道に旅してみようと思いたち「あやしい探検隊」のなかでも失敗の企画とされるこの本を読んで参考にしようと思った。内容的には旅の参考にはなりそうもないけれど、久しぶりの探検隊シリーズ。失敗も含めて楽しかった。こういう失敗も大事だよね。はやく旅に出たいな。

  • 面白かった

  • <目次>


    <内容>
    椎名誠の「あやしい探検隊」シリーズ(か?)。書き下ろし。趣旨は、北海道でいろいろと「物乞い」をして、食材を獲得し、苦労して料理にし食べよう!ということ。しかし、今から15年ほど前。まだ日本経済も余力があったからか、椎名誠一行の知名度というか、人柄というか、北海道に多くの友人やその知り合いがいたせいか(北海道ならではの人脈というものもある)、「物乞い」にはならず、最高の食材を「もらって」、ただ飽食する旅になってしまっている。野営地もベストなところを借り、苦労などほとんど出てこない。これも椎名さんの「人たらし」ノところなのかもしれない。このムービーが見たい気がする。

  • 2021/10/05

  • 作者本人が認めているように「物乞い旅」と言いながら、やたら豪華なモノが並んでいるのが羨ましいのである。垂涎の旅。本ごと食べてしまいたくなる!

  • 久しぶりの怪しい探検隊。
    雑魚釣隊を続けているうちに、怪しさが薄れてしまったか、スケールが小さくなったように感じた。
    焚火が無かったのも、残念。
    けど、椎名さんの生活には憧れる。

  • 腕力戦闘力によるドレイ制ではなく、すっかり社会的地位による縦社会に変質してしまってるような感じの「あやしい探検隊」なのがちと哀しい……。
    シーナさんが、文中でなんども触れている通り、物乞い旅をしたくて始めたのに、すっかりぜいたく準備万端旅になってしまっているところが、旦夕残照的探検隊最後の輝きみたいで、これもどうも……。
    最後の(悔恨の)あとがきを読んで、もう納得するしかない。

    某福島潟なんとかの館長さんをやっておられたとき、最後の講演会の際に名前入りでサインしてもらったので、大事な本ではあります。

  • 久しぶりの「あやしい探検隊」でしたが、初期のころの楽しさが懐かしく思えて最後まで読みきれませんでした。

    作家の感性が変わったのか?自分の受け止め方が変わったのか?
    いずれにしても、あれからずいぶん年月がたってしまったのだなあと、ちょっぴりさびしくなりました。

  • 理想としては。

    贅沢三昧、お金に連れて行ってもらう旅よりは、
    何も持たず、
    身軽に、
    この身一つで旅してみたい。

    とは、思う。
    だから今回、このタイトルに惹かれて読んでみたのだが、
    読後
    (これじゃあ~タイトルに偽りあり、じゃないのかな?)
    多少憤慨しつつ、続けてあとがきを読んだ。

    すると、
    『悔恨のあとがき

    見知らぬ人から食べ物を恵んでもらうのが、いかに大変な事であるか、という事をいつかこの日本で試してみたかった。
    それが、今回の突発的な『物乞い旅』の発想だった。

    しかし、実際やってみてこの旅は失敗だったと実感した。
    あらかじめその土地の知り合いに連絡して、
    これから訪問するので何か下さい、といっておくのでは
    「物乞い」ではなく、「予告したタカリ」である…。」

    椎名さんの様な著名人ならば、もう仕方のない事なんだろうな、とは思う。
    彼が来るのがわかっているなら、
    (しかも何も持たずに)
    精一杯のおもてなしをしてあげたい、
    旅の手助けをしてあげたい、

    誰もがそう思ってしまうのも当然ではある。

    この本のミスはといえば、
    椎名さんが、そこまでの予想をたてられなかった。その一言に尽きると思った。
    結局、贅沢三昧、読んでいるだけで腹が満たされてきそうな、別にあやしくもないありきたりの旅、で終えた印象が強い。

    ただ、
    どこに行っても慕われ、大歓迎をうける椎名さんの周りには、いつも大勢の人とバカ話と笑い声が溢れていて、
    この人って、お金を持っていてもいなくても、食べ物あろうと無かろうと、
    結局旅を楽しんでしまうんじゃないかな?

    縁があるなら、
    彼の旅日記を読むよりは、共に旅をしてみたいなぁ~と、思わせる人柄に、今回のタイトルミスもお咎めなし、って事で♪

  • 「物乞い旅」じゃなくて、ほとんど「善意の差し入れ」。椎名誠って人間性がすばらしいね。ほんとに尊敬する。

  • 本人が後書きでも書いているけど、全然物乞いぽくない。
    作者にはどうしても人を惹き付けてしまう何かが有るんだろうな。

  • 今年67歳になる椎名誠。この若さは天然か。彼のもとには人が集まる。大学仲間でもない、会社仲間でもない。キャンプとか飯盒炊爨した若き仲間が世代を超えて集まる。たかりだとか何とか言われても関係ない。皆が北海道で旨いものを食い、飲み、いろんな世代の人が集まる。ワクワクして一気に読み切った。

  • 怪しい探検隊シリーズ、面白かったな~、昔は良かったな~、とノスタルジックに浸る読後となりました。
    少なくとも私が怪しい探検隊に望んでいたものを、本作に見つけることはできませんでした。その原因は筆者が巻末で言っているとおり。
    そうかー、25年だもんな~。
    その四半世紀におまけして星ふたつです。

  • 今日の日記はお正月休みに読んだ本のご紹介。我輩の敬愛する作家椎名誠さんの【送料無料】あやしい探検隊北海道物乞い旅なのであります。「あやしい探検」と言えば、丁度今から25年以上前の1980年代に椎名誠さんが仲間達とキャンプに行って焚き火を囲み酒を飲むというシリーズ物で、当時の我輩も新刊が出るたびにむさぼる様に読んだものだった。アウトドアのキャンプ旅というのこそやらなかったけど、丁度その頃から我輩も仲間達と休日になれば、行き当たりばったりの旅に頻繁に出るようになっていた。今も細々と続けているこの習慣は「あやしい探検」シリーズの影響を大きく受けていたように思う。

    本著は何と「あやしい探検隊」13年ぶりの復活!!との事で、昨年の9月に書店でみつけてすぐさま購入し、いつ読もうかとずっと暖めていた超お宝本なのであります。このお正月休みに遂に我慢できなくなって一気読みとなったのでありました。今回の旅の舞台は北海道。最低予算で、とにかく8人位で北海道に渡り、1週間から10日間で車で一回り。毎日の飯は自給自足が原則だけど、基本のもの(コメとかミソとか)は北海道の知り合いに予め連絡をとって「お貰い」しながらの貧乏旅を目指すと言うもの。宿泊はもちろん持参テント。

    結果としては、椎名さんも同著に書いておられるけれど、事前に知り合いに連絡した事で、基本のもの(コメとかミソとか)どころか毎日豪華絢爛な海の幸、山の幸、お酒などなどが続々届けられ、貧乏旅どころか飽食三昧の旅となっていく。椎名さんやその仲間達の人柄や人脈がその土地その土地の多くの人を引き寄せて、大勢の賑やかな酒宴が繰り広げられていく様は読んでいて非常にほほえましくも痛快で、何とも面白可笑しく読ませて頂きました。

    そう言えば遥か昔「日テレ」かどこかで土曜日か日曜日の朝に30分コマくらいで「あやしい探検隊」のTV番組をやっていたよなあ、とふと思い出してYouTubeで検索してみると、当時の番組映像が結構たくさんアップされていた。うっひゃっひゃ!こりゃ懐かしい!!これはしばらく楽しませて頂く事にしましょうかね。

    【Dance1988の日記】
    http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20120106

  • この本は10月31日に、JR名古屋駅高島屋の三省堂書店で1400円で買った。
    いっしょに『そらをみてますないてます』と『なまこのからえばり5』も買った。
    なんと三冊とも1400円だった。

    一番お得感があったのが、昨日読了した『そらをみてますまいてます』だった。
    この『そらをみてますないてます』わ、本は厚さからすると1800円でもぜんぜん問題なく買ってしまうボリュームだった。
    そして中身も面白かった。
    もう10年近く前に出た『黄金時代』の続編ということであったけど、そんなのわどうにもこうにも覚えてなくて、これだけで面白いのだからいいのだ。

    というわけで『そらをみてますないてます』わお買い得ですよ、というのが感想でした。

    ありゃ?すまんこってす。スコスコ。

  • いつもの探検隊もの。読むと行ってみたくなるんだよなぁ。

  • 椎名さんの本の中では久々に熱中。

  • まあ、もう、いいのですよ。

  • なにが物乞いだというところが・・・
    有名人ゆえのたかりってだけ。

  • 久々の「あやしい探検隊」もの。シーナ隊長の「貧乏・物乞い」という当初の思惑とは全く違う豪華接待旅になってしまうが、まあ当然といえば当然でしょう。古くからのファンとしては嬉しいような、寂しいような。皆さん若かった頃のバカ旅が懐かしいなあ。

    • じゅんさん
      そうですね、皆さん、大物になられてくるとあの凄い勢いの(*^_^*)バカ旅には戻れないんでしょうか。シーナ隊長、今でも大好きですが。
      そうですね、皆さん、大物になられてくるとあの凄い勢いの(*^_^*)バカ旅には戻れないんでしょうか。シーナ隊長、今でも大好きですが。
      2011/11/12
    • たまもひさん
      隊長はすごい執筆量のようですが、ここのところすっかりご無沙汰してました。ずっとファンであることに変わりはないんですけどね。
      「わしらはあや...
      隊長はすごい執筆量のようですが、ここのところすっかりご無沙汰してました。ずっとファンであることに変わりはないんですけどね。
      「わしらはあやしい探検隊」「哀愁の町に霧が降るのだ」「岳物語」…このあたりがやっぱり好きです。
      2011/11/12
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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

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