本日は大安なり    

著者 :
制作 : さやか 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 4163
レビュー : 743
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741743

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わって幸せな気分になれる、そして、出てくる登場人物全員の今後の幸せを願いたくなる小説だった。
    人の彼氏を奪っちゃうような女とか、人のせいにしてばっかりの最低な浮気男とか、小説にありふれてる「悪役」を、それだけで終わらせないところは流石。
    そして後日談の双子のくだりは噴いた。ちゃんとやり直すのかと思いきや、まさかのリベンジ! 映一さんはこの先ずっとあの二人と付き合っていくんだなあなんて思ったけれど、しかし彼の方が二枚も三枚も上手なのだろう。

    「月ちゃん」とわざわざ名前を出したのが引っかかっていたけれど、そうか、「子供たちは夜と遊ぶ」の彼らか! 再読したくなってきた。

  • おもしろかったー!結婚式大好きな私としては、ぴったりの作品です。そしてウエディングプランナーの山井さんが素敵女性すぎる!!!

  • 憧れの高級結婚式場で 同日に行われる4つの結婚式。
    一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹
    クレーマー新婦に振り回されっぱなしのウェディングプランナー
    大好きな叔母の結婚式に複雑な心境の男子小学生
    誰にもいえない重大な秘密を抱えたまま当日を迎えた新郎

    一番新しい直木賞作家さんの 前の作品です。
    これも評判はよろしかったようで いつも図書館では貸し出し中でした。
    読みやすい文章で 一気に読ませるところは さすが!ですが やはり一番力の入ってないだろう 秘密を抱えた新郎のシーンになると つまんなかったかな。
    双子姉妹の話も 途中から読めたけどね。小学校二年生の目線から見た見知らぬ男性なんて こんな感じかもねと納得。
    前評判がよすぎたのかな・・それなりでした。

  • おもしろくってあっという間に読了!予想外の展開に驚いたり、ちょっとうるっとしたり。感情が丁寧に描かれていて、本の世界にはまり込んでしまう。読み終わった後に幸せな気分を分けてもらえる本。
    ”価値観は植え付けるもの”や”怖いと思うかいい人だと思うのかは、全部、オレが気づけるかどうか”あたりが本の主題なんだろうな。

  • ウェディングサロンの波乱の1日。双子の話が一番好き。あ、『子どもたちは夜と遊ぶ』の人たちが登場しててびっくりした。

  • 結婚式ってこんな感じなのか、と思った。
    どの式もよかったね、と思える話だった。
    余談だけれど、懐かしい登場人物が出てきて驚いた。

  • ある大安の一日に、一つの結婚式場でくりひろげられる群像劇。

    入れ替わりを企む双子の姉妹、厄介な客に翻弄されるウェディングプランナー、叔母の式に心配事を抱える小学生男子、既婚なのに結婚式を挙げる羽目になった男・・・

    きれいにまとまっててちゃんと面白いんだけど、なんだろう。
    あともう一つ、「辻村深月なら!」と期待してしまってたとこまではいかないというか物足りないというか。
    ハードル上がってるのか好みの問題か。

    心理描写がさらっとしてるし、展開も早いので、映像化されてもよさげな感じ。
    最後は大団円で、いい感じの終わり方でした。

  • 久しぶりに何度も読みたくなる本に出逢った。
    ある大安の結婚式場での話。
    一つの舞台で複数の人が物語を織りなす感じが、阪急電車と似ている気がする。
    ただ阪急電車より少し黒い部分も…
    それでも読み終わったあとに幸せな気持ちになれるこの本が好きです。

  • 辻村氏の構成の仕方がとてもいい。
    いろんな伏線が、最後で繋がっていく感じ。小出し小出しでこられるから、一気に読んでしまう。

    人物描写もいい!語り手がたくさんいたのに、文章で違いがわかる。すべての人物がハッピーエンドになるのか、気になって惹きこまれた感じ。

  • 老舗結婚式会場に関わる様々な人たちのお話。
    オムニバス形式でとても読みやすく面白かった!

    優香ちゃん主演でドラマ化されていましたが、その時はあまり興味がなく観なかったのですが・・・観ればよかった、と後悔してます。

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著者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)
1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2017年『かがみの孤城』で「ダ・ヴィンチ ブックオブザイヤー」1位、王様のブランチBOOK大賞、啓文堂書店文芸書大賞などをそれぞれ受賞。本屋大賞ノミネート作も数多く、2018年に『かがみの孤城』で第6回ブクログ大賞、第15回本屋大賞などを受賞し、2019年6月からコミック化される。他の代表作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。2020年、河瀬直美監督により『朝が来る』が映画化される。

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