ファントム・カーニヴァル

  • 角川書店 (2011年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784048741941

作品紹介・あらすじ

MRの七井幸二は、行方不明の兄の遺体発見一報を受け、思山原という謎の村へ向かった。しかしその村は、山奥とは思えない整然とした町並みとやたら優しい人々が住んでいる妖しい村だった――!? 

みんなの感想まとめ

謎めいた村を舞台にしたホラー作品は、引き込まれるテンポと緊張感あふれる展開が特徴です。整然とした町並みと優しい住人たちが織り成す理想郷の裏には、恐ろしい秘祭と凶事が潜んでいます。物語は、予測できる展開...

感想・レビュー・書評

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  • これは映像化されたら、目を覆うような血みどろスプラッタムービーになるはず。
    こういうのが好きな人にはたまらないのだろうな。
    内容自体はそれ程入り込んだ謎解きではなく、何となく想定内の方向へ。
    目が抉られ、手足は切断、頭はかち割られと残虐極まりない光景に頭がクラクラしてくる。
    夏の夜にはこういった読み物もいいのかもしれない。

  • テンポが良く、すごく引き込まれた。
    最近読んだ中では一番。

  • 地方のむらで起こる惨劇もの、まあまあ

  • 18年前に失踪した兄のものらしき遺体が発見され、身元確認のために岩手県警を訪れた幸司は、遺体の所持品から兄の手帳を発見する。手帳のメモから、兄はどうやら発見された思山原という集落で18年に一度行われる秘祭を観に行ったらしいことが判明する。幸司は兄の恋人だった紅璃とともに思山原を訪れるが、思山原の住人たちはどこか異様で・・・?
    というような話。
    著者は「世にも奇妙な物語」の脚本家。うん、まあTV向け。
    ホラー小説としてはよくある舞台設定なので、それなりの筆力がないとこの設定では引っ張れないと思う。怖いはずのシーンで擬音が多すぎて醒めた。

  • 情景描写が上手い度★☆☆☆☆
    こじつけ度    ★★★★☆
    戦慄度      ★★☆☆☆

    冴えないMRとして勤める幸司の元に、18年前に行方不明になった兄、輝が死体で発見されたとの連絡が届く。遺留品には、確かに幸司がプレゼントしたジッポが含まれていたが、輝の死に不審を抱いた幸司は、輝の死体発見現場である「思山原」に向かう。その集落では、18年に一度、村人以外は決して参加することのできない「闇祭」が行われる。そして、今年はその18年目。「闇祭」の夜に明かりを灯したが最期、アカヌラがやって来る。


    グロくて、夜寝るのが怖くなるような本を期待していたが、もう読み返すことはないと思う。
    ところどころ、オッと思うようなグロテスクな表現もあるが、全体的に単調で、こじつけ感が否めない。話の展開が不自然で、物語の流れに納得できない箇所が、残念ながら多々あった。
    (個人的には、無意味な性的表現も若干不快ではあった…)

    アカヌラの正体明かしもやや唐突で、いまいち内容に入り込めない。どことなく、小野不由美「屍鬼」を彷彿させるが、非現実的な展開をリアルに読ませる点では、到底「屍鬼」には適わないと思う。

    作者は脚本家(「世にも奇妙な物語」等)とのことだが、確かに本作も、映像化した方がより楽しめるのではないかと感じた。文章で情景、状況、心情を伝えるのはとても難しいことなのですね。

  • ぞくぞくさせられるホラー。わざとらしいほどに善人ばかりの理想郷、外部に一切明かされることのない秘祭、そして徐々に起こる凶事……ホラーのお約束パターンはしっかりと揃っています。なんとなーく、こういう感じのストーリーかなって予測はありましたが。
    ……うーむ、こういうふうに持ってきますか。ビジュアル的にはなかなか派手派手しくってパワフルな印象。しかし恐怖の根源があれだってのは、じめっと嫌な感じがします。さまざまな伏線と張り巡らされた策略にもどんより。陽の部分と陰の部分と、両方楽しめるホラーです。

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