ロッセリーニ家の息子 継承者 (上)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742054

感想・レビュー・書評

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  • (感想)

    マクシミリアンの教育的指導!!

    本題に入る前のストーリーから…
    前作同様と申しますか、
    それ以上に甘々なカップリング内容となってました。

    はい、恒例のマクシミリアンお仕置きタイム!!
    今回のコンセプトは「エッチに自主性を持たせる」ということ。
    (って毎回コンセプトがあったんですか?!)
    自主性を持たせるってだけあって最初(服を脱ぐことから)から
    最後(ルカが動いてフィニッシュをむかえる)までを全てやらせてます。
    最後は多少マクシミリアンも参加してますけどね。
    ルカ視点でどんどんと進んでいくのですが、
    やはり彼は誘い受けで小悪魔入ってるのがよく解りました!!


    そして本題
    今回はロッセリーニ家3兄弟に関わる大事なストーリーになってますね。
    はい、跡継ぎ問題です。
    レオがいるじゃないですかって???
    いえいえ、その後のと申しましょうか、
    それぞれ3兄弟が選んだパートナーはすべて男性。
    跡継ぎがいない(できない)のです…
    そして3兄弟それぞれが
    自分のパートナーをそういう意味の相手だと紹介してないので
    まさか自分たち以外もそういう仲になってるとは?!
    という驚き。
    ですが隠しててもバレるものですね。
    とはいっても自分達から本当のことを告げたのは
    レオ達がエドに対してだけで後は見られちゃうんですよね。
    マクシミリアン達は瑛に、エド達はマクシミリアンやルカに…
    そしてそれに気づいたマクシミリアンは
    瑛と成宮を呼び出しお互いのパートナーとその関係を護るために
    運命共同体となるのです。

    かなり気になりつつ下巻に続くっ!!

  • 3組のカップルが同時に出てくるのでこんがらがるかな?と心配したんですが、それぞれキャラが被ってませんでの楽しく読めました。冒頭は各カップルの集結前のお話が載っていたので、それにてHをタップリ堪能出来ました。 それにしても攻3人はそれぞれとても魅力的ですよね~♪受は3者3様だし!楽しく頂きました。この攻3人の中で一番辛い立場なのは誰か?と真剣に考えてしまいました。終わり方がとても気になる終わり方だったので、無事解決するのか、総バレになるのか?ドキドキしますね。

  • 跡継ぎ問題とロッセリーニ兄弟全員集合。(上)はそれぞれカップルの濡れ場プラスアルファ。

  • 世の中に富豪で社会的地位のある三兄弟のBLものは数多くありますが、ここまで跡継ぎについてシビアに話し合う面々がいたでしょうか。
    そして兄弟たちとその伴侶たちの二手に分かれて話し合うなんて私はあんまりしりません。
    そこが面白かったです。

  • 題名どおり、継承者問題に頭を悩ませるレオは年明けに会えなかった家族が集まる「パラッツオ・ロッセリーニ」で自分とその生涯の伴侶と決めたアキラとの関係を公表すると決めていた。一方次男の
    エドウアールも最愛の恋人礼人と共にパラッツオ・ロッセリーニを訪れる。
    もちろん二人の仲を公表するために。
    ルカを愛してやまないマクシミリアンもルカと共に。
    三者三様の苦悩を抱えながら故郷パラッツオ.ロッセリーニへ集う息子達。
    アキラが厩でルカとマクシミリアンのラブシーンを目撃したり、ルカとマクシミリアンがエドウと礼人のキスシーンを見たりと、段々とピースが埋まってきています。
    最後の方で、それぞれのカップルの片割れどうしがパジャマパーテイをしながら馴れ初めを話し合っているのが微笑ましかったです。
    それにしても毎回麗しい蓮川先生の表紙、眼福です~♪

  • 待ちに待った、大好きなシリーズの続編!!読むのを楽しみにしてました。やっぱりカミングアウトするというのは、本当に大変なことなんだな、と(苦笑)特にこの兄弟は三人共だし、ロッセリーニという名家を背負っているわけで…;;全員が一気にカミングアウトするわけじゃなく、思いがけず知ってしまうという展開にハラハラ!そして、ロッセリーニ家以外の三人が真実を知り、運命共同体となり…!さて、下巻でどうなるのか…><

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著者プロフィール

好評既刊本!大人気シリーズ「ヘンな名湯」「もっとヘンな名湯」「日本百ひな泉」「真夏の温泉」(いずれも、みらいパブリッシング)作家、ひなびた温泉研究所ショチョー。本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営。日本全国のひなびた温泉を取材し、執筆活動をしている。「NHK ごごナマ」「テレビ東京 よじごじDays」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などメディアに多数登場。著書に「ひなびた温泉パラダイス」「戦国武将が愛した名湯・秘湯」「東京休日端っこ散歩」がある。

「2023年 『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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