黄金坂ハーフウェイズ

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 280
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742115

作品紹介・あらすじ

江戸情緒とほのかなフランスの香り、東京の新名所、黄金坂。裏通りのバー、HOLLOW-会員制なのに立ち呑み、しかも昼酒限定-ここを事務所代わりに素人探偵を始めることになった就職浪人の隼人と、同級生の楓太&謎のバーテンダー、イズミ。賑やかでバカみたいで「あのころ」みたいに楽しい日々。だが…。

感想・レビュー・書評

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  • 福岡の大学を卒業し久しぶりに黄金坂の実家に戻った今村隼人を朝早くから訪ねてきた幼馴染の田部井楓太。「面白い店がある」と連れていかれた『BAR HOLLOW』は無愛想なママ摩耶とイズミのぼったくりもどきなバー。近所の猫がイタズラ書きされてるのを解決することになりー

    ◆借りるの3回目。面白いからではなく毎回途中離脱したから(笑)猫へのイタズラ、ギャルソンレース、銀杏拾い覚えてる。その後多分執拗に陰湿な嫌がらせにゲンナリして離脱したけど、完走したのに余計モヤモヤ…結局イズミ、アンタあの子のなんなのさ

  • まさかの友人やったけど

  • 黄金坂に住むボンボンの颯太と、就職浪人の隼人。

    うさんくさいぼったくりバーで過ごすうちに、街で起きる厄介ごとに関わって行くことになる。

    野良猫にいたずら書きをする犯人探し。

    レストランの名物をめぐっての争いの決着に、お祭りの競技で解決しようとした案。

    有権者が絡んだ再開発の行方。

    次第に何者かに追われるようになった隼人と、
    高校時代、亡くなった友人の死の真相。

    まほろ、みたいな雰囲気だけど、
    まほろってよく出来ているんだな、と。

    最初から謎にしていた朝美の死の真相が
    最後にわかるってところが
    正直よくわかんなかった。
    あとバーの青年の正体とか。

    表紙の絵がイケメンすぎて誰が誰だかぜんぜんわからない。

    地元民じゃなくて、ロコね、ロコ。

  •  変なバーを中心にご近所の事件を解決。
     過去にどんな事件があったのか、引っ張った割に大した事がなくて肩透かし。謎がありそうなバイトのバーテンも普通だし。
     それよりももっとしっかり就職の事を考えろ、自営業でも真剣に仕事をしろよ。

  • コミック的になら、何とか読めたが…。
    ちょいと物足りない作品だった。

  • 『インディゴの夜』シリーズの加藤実秋さんの日常の謎系ミステリー。キャラクターの造形や展開は『インディゴ』に比べると少し物足りないかな。ぱらぱらっと流し読み。シリーズ化するとキャラクターの魅力も活きてくるかも。スカイエマさんの手掛けた装画が素敵。2012/689

  • 架空の街なのに、なんかあんな街やらこんな街やらを自分の頭の中でミックスしながらぐいぐい読み進めていきました♪

    そして、加藤節炸裂の疾走感のある面白い物語でした。
    ...とは言っても、謎解き・犯人探しはあっても、ギスギスした感じが無いので。
    難しいというよりはライトノベルのような感覚でさくさく読みやすいかも。

    イズミ君の謎だけは最後まで...?のままでしたけどもね(笑)
    HOLLOWみたいなBarが近くにあったら行ってみたいかも♪

  • 面白くなかった。話も人物描写も中途半端。軽い様でいて重い部分や悪意が紛れ込んでいたり。

  • うーん・・・
    読後感が微妙かなぁ?

    主人公以外のキャラについてもうちょっと掘り下げて書いてほしかったな。
    イズミと朝美は結局どんな関係があるのか分からなかったのが、一番気にかかるところかな。

    颯太とダイスケのとこももう少し深く書いても・・・
    恐らく颯太はダイスケと話し合うんだろうけど。

    続きはあまり気にならない作品だったかな。
    スピンオフとかなら読みたいかもしれないが。

  • ご近所のトラブル解決をするコンビと謎のバーという設定は面白いけど終盤の内輪もめがひどい。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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