鍵のかかった部屋

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.00
  • (31)
  • (153)
  • (396)
  • (168)
  • (22)
本棚登録 : 1749
感想 : 310
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742245

作品紹介・あらすじ

防犯コンサルタント(本職は泥棒?)・榎本と弁護士・純子のコンビが、4つの超絶密室トリックに挑む。表題作ほか「佇む男」「歪んだ箱」「密室劇場」を収録。防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾。
2012年4月毎週月曜21時より、フジテレビ系にてドラマ化!
角川文庫から文庫本も発売中です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2020/08/08読了
    #このミス作品39冊目

    密室トリックミステリ。
    オムニバス4作品。
    防犯探偵・榎本が謎解きする。
    どの話もトリックがしっかりしてて
    ドラマ化されたのも頷ける。面白い。

    • りまのさん
      はるたろうさん、こんばんは。りま です。フォローありがとうございました。はる 、と呼んで、良いですか。 ?
      はるたろうさん、こんばんは。りま です。フォローありがとうございました。はる 、と呼んで、良いですか。 ?
      2020/08/09
    • りまのさん
      はるたろうさん、おやすみなさい。 りま
      はるたろうさん、おやすみなさい。 りま
      2020/08/09
  • ドラマを観ていたことや貴志裕介さんの作品でもあって面白く読めると期待していたのですが‥正直期待を裏切られたように感じました。

  • 硝子のハンマーから続くシリーズ第三弾。
    防犯コンサルタントの榎木と、弁護士の純子がひたすら密室のトリックを解いて行く。トリックの解明がメインなので、ストーリー重視をする人にはあまりオススメは出来ないかも。

  • びっくりするくらい面白くなかった。トリックのためのトリックばかりで全くストーリーに必然性を感じない。

  • 短編集。気楽に読める感じでなかなか良かったが、最後の話は面白くなかった。

  • 密室に関わるミステリー短篇4編。表題作の「鍵のかかった部屋」が、トリックとしておもしろい。犯行の時間軸とか気候条件とか気になるとこもあるけど、アイデアがおもしろい。主人公二人のやり取りもこなれてきた感じで楽しい。

  • 読んでいる最中に何となくそんな気はしてたけど、シリーズものだったんですね。
    防犯コンサルタントの榎本と、女弁護士の青砥のコンビで事件を解決していく。しかも3作目との事。
    最初から読んでいれば、この二人に少なくとも愛着が湧いてまた違った読み方ができたのかな?

    密室殺人のトリックを暴いていくという流れで、子供の頃はこういう推理小説が好きだったなと思い出して懐かしい気持ちになった。

    ただ、犯人がほぼ特定されている上で、後はこの密室のトリックを暴くだけみたいなところが物足りなく、仕掛けが解明されたからといって特に何も感じなかった。かなり冷めてる…σ^_^;

    小学生や中学生向けのストーリーだなと思いました。

  • 短編が4本。
    密室で起こった殺人事件。トリックを明かすのは防犯コンサルタント榎本と女弁護士青砥。


    ---------------------------

    トリックの説明に重点を置いたミステリー作品。
    警察がでてこなかったり、登場人物の感情を深く描かないスタイルが新鮮。

    図をよく見ないと理解できない部分があったりして、自分の低い読解力が残念だった。

    最後の『密室劇場』はブッ飛んでいた。
    話が破綻しそうなまま進んでいく感じに対して、読みながらが、これでいいのかと思ってしまった。

  • 【貴志祐介作品を全て読もうキャンペーン】を一人で勝手に実施中。

    個人的8作品目の貴志作品。

    「硝子のハンマー」「狐火の家」に続く防犯探偵シリーズ第三段弾。


    ここまでくると榎本&青砥コンビに癒されて来ますが
    青砥のアホ…いや、天然さがどんどん酷くなっているような…

    大丈夫なのか美人弁護士青砥純子!!

    そんな所も必見な一冊です。

  • 貴志祐介の少しは面白い作品はいくつかある。『新世界より』『硝子のハンマー』『悪の教典』・・・後わ思いつかない。すまぬ。
    でもしかし,短編小説集というのは今まで出ていなかったと思う。なぜ出ていなかったのかがこの『鍵のかかった部屋』が出てわかった。
    じつは全然面白くないのだ! ☆星の数は0.5。まあ最低のさらにどん底。今流行の言葉で言うと「へたり小説」やな。
    書き手の実力は短編でこそ試される,と言われるみたいだけれど,まさにその実力の無さが露呈した形なのだろう。(これだけ出来が悪いのだから無理に出版などしなければ良かったのに,と思う。残念)
    そうして,またこれで一人の作家が舞台から去っていくさらば!
    ま,そういうこっちゃから,もし万一今貴志祐介ファンの人は,まちごうてもこの本は読まんほうがええでっせぇ。がはは。

    • jyunko6822さん
      やけに評判いいので私もそう言い出せなくていました。やっぱり「王様は裸だぁ」って言わないと・・・
      やけに評判いいので私もそう言い出せなくていました。やっぱり「王様は裸だぁ」って言わないと・・・
      2012/09/29
全310件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

貴志祐介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×