- Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048742290
作品紹介・あらすじ
辛亥革命の中心人物であり、「中国革命の父」と謳われた孫文。映画事業で得た財を元に、孫文を物心ともに支援し続けた梅屋庄吉。見返りを求めず、アジアの発展に身を捧げた2人の男が描いた夢とは-。変革を予感させる今、必読の歴史ドラマ。
感想・レビュー・書評
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いい。
とってもいい。
志。
男気。
信頼。
友。
美学。
真剣にそれだけを追って生きていた人たちがいた時代。
長男に読ませよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「中国革命の父」と呼ばれた孫文と、彼を支えた日本人・梅屋庄吉。
ふたりの生涯と歴史を描く。
国を超えた、ふたりの友情と、活動ぶりに驚く。
歴史の陰に、違った道を模索した人たちがいる。
莫大な資金を工面する、商売の手腕も面白かった。 -
中華革命の父、孫文とそれをかげながら支えた梅屋庄吉の生涯を見事に書き切っていて、あっという間に読み終えました。
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中国の革命家「孫文」と日活を創り上げた梅屋庄吉の物語?実話? 公の人間の大きさを感じさせられた。二人の友情と信頼関係の強さ、志の持ち続け諦めない意識、みな魅力的であった。
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中国革命の父と呼ばれた孫文と、その革命を陰で全面的支援した日本人 梅屋庄吉の小説。「一国の革命を成就すべく国を越えた友情を、青年から老年に至るまで紡ぎ続けた男同士の友情」という、まるで小説のようなドラマチックな史実に、心洗われるような感動を受けました。