確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048742405
作品紹介・あらすじ
アンニュイでミステリアス、そして、少年と大人が同居するエキセントリックな数学者、その名は御子柴岳人。警視庁に新設された「捜査一課特殊取調対策班」を舞台に、御子柴岳人の鋭い推理が冴え渡る!
感想・レビュー・書評
-
大学の数学の准教授の御子柴岳人が捜査に加わり、同じ班になった新妻友紀があれやこれやと振り回されるが、徐々にそのゲーム理論やプロファイリングの方法と人物に興味を持ち出していく。友紀がなんだかんだと口をはさんでうるさく感じるが、まあ友紀と変人学者岳人とのやり取りが面白さの中心かもしれない。これに乗れるかどうかだね。まあまあかな。登場人物が限られているので、真犯人は予想がつきやすいかもしれない。これもシリーズものかな。
詳細をみるコメント1件をすべて表示-
りまのさんgoya626さん、フォロー ありがとうございました。どうぞよろしく。goya626さん、フォロー ありがとうございました。どうぞよろしく。2020/08/01
-
-
一気読みできるくらい文章の立て方が明確です。
すごいですね。
ただ、ちょこちょこと、
「ここはきっと違う展開がある・・・」
って感じさせるキーワードがあり、分かっちゃったのが残念。
八雲を結構心情とか感情ってのを重視するとしたら、御子柴は数学者らしく理論的。
理論も一つずつ理解しながら読み解けるのでわかりやすくて、理解した時うれしかったです。 -
初神永作品!なかなか面白かった。続きが読みたい。
-
神永さんの新作~(って八雲の完結を待ってからでもいいのでは?もう書き終わったのかな?もしや重い展開に飽きた?!)
八雲の雰囲気をかなり引き継いでいます。
元気な女の子と天才肌のカッコイイ探偵役。
そして本当に八雲とこっそりリンクしたり。
挿絵がまたいい味だしてます(少女マンガ人かと思ったら違ったけど)
確率で犯人を追いつめるってなかなか面白いけど、
うーん。結構ありきたりかも。
確率のあれこれを知れたのは面白かったけど。
御子柴くんは可愛いとは思うけど、まだキャラがぶれてる気がする(子供っぽさアピールが微妙なんだよな。格差ありすぎていやな奴に映る)
事件がレイプだとかのひどい事件なだけにさらりと流れていくのはなんだかひっかかる。
トリックもあり得ない感じ(まぁ八雲の時もだけどね)
さらりと読めるけど、私的にもうちょっとって感じ。 -
設定はガリ◯オみたいですが、面白いです。八雲も出てくるので八雲ファンの方も楽しめるかと。ただ、なんだかモヤっとしたまま読み終わってしまいました。続編を待て、しかして期待せよ!ですかね( ゚∀゚)
-
短編だと思ったらつながってて面白かった。
読めば読むほどよさそうです・・・。 -
ベイズ統計学を使って統計的に犯人の動機などを導き出す面白さは抜群。
今ベイズの確率に興味あるので特によかった。 -
文庫になってから読もうと思ってたら、先にコミック化されてしまった!
文庫を待つか、先にコミックを読むか……悩む〜! -
エキセントリックな数学者と新米女刑事が人間の心の深層を数字で暴く・・・・・
と事件が解決するんだけど・・・・。
どこかで見た?