- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048831925
感想・レビュー・書評
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尾崎豊の音楽、高校生の頃から親の影響で聴いてて好きだったけれど、この本を読んで人柄とか考え方とかなんかいいなぁと思った。
カッコイイっていう感じ。
これからも聴きます。あと、この本借りてたのを今思い出してちゃんと返せてなかったことを思い出した、、、ちゃんと返そうっと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
尾崎豊の歌の世界が広がっていた。
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ロックシンガー尾崎豊は小説も書いていたが、これはその一番はじめの十代あたりの感覚のものだろう。
街の描写と「彼」の心の中にある虚しさのようなものが重なる。
いつも音楽で聴いているあの歌詞の詳しい情景なんかも見えてくることだろう。
うしろの写真集がまたイカす。 -
散文のような不思議な世界観だったと思う。
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誰かと張り合うつもりもないんだよ。ただ、俺はいつでも楽しくやりたい。
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尾崎さんってただの不良のカリスマだと思ってた。でもほんとすげー人なんだ。誰が19のときこんなどうしようもない孤独を抱えて生きていて、それを言葉にできただろう?悲しくって痛々しくって。この人は生きていくのが寂しくてしょうがないんだ。だから天才なんだ。。だから人の何倍もの速さで生きたんだね。自分の生まれる前にこんなすげー本が作られてたなんて。 ”人と出会い、別れたり、わかり合おうとして、弱さとか・・・・それはあまりにさりげないことで、今さら何を言おう。わかり合うことについて、わかってほしいけれど、淋しい思いをさせてしまうだけかもしれない・・・・・わかり合えなくて。 それとも、君にとっては、そんなことないのかな、僕にもわからない、弱さとか、わかるような気がするけど、わかっていても、どうすることもできなくて、そんな心のクラクションが聞こえる。”(P.39)