言葉の虫めがね

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 30
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048835688

感想・レビュー・書評

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  • NHK高校講座 現代文の講座で教材として使われている。結構面白い内容だったので読んでみることに。

  • 一首の短歌の一番幸せな運命は、それを読んだ人の心に住みつき、ふとした瞬間に口をついて出てくる、というのではないかと思う。

  • 俵万智さんのサラダ記念日、みだれ髪チョコレート語訳と一緒に購入した一冊です。

    俵万智さんの虫めがねを通して見た言葉の世界が書かれたエッセイです。
    初版が1999年ですので、最近の若者言葉について書いたところはすでに古い感じがする箇所もありますが、
    後半の万葉集や枕草子などのある程度時間が経った短歌については面白く読めると思います。

    やはり俵万智さんも言葉についての感覚が鋭い人だなぁと思った本でした。
    今はどんなことを言葉に感じていらっしゃるのでしょう。

  • いろんな歌があるんだな。

  • 俵万智さんのおかげで、和歌のイメージが変わった。
    日本語は進化しつつも面白くて奥が深い。
    サラダ記念日の翻訳のエピソードを見ると、それが特に感じられた。

    近代に入ってからの和歌を見るのは初めてだったので興味深かった。
    たった数十文字の後ろにある背景や登場人物の描写が、そっと伝わってくる。もちろん、その背景を巡ってあれこれ推測の余地があるのも和歌ならではだと思う。

  • 俵万智さんのエッセイ兼、お気に入りの古典紹介、という感じ。
    現代語の短歌第一人者というイメージでしたけど、書いてあることが幅広くてとても楽しく読めました。
    古典だったり現代語のも含めた短歌だったりに興味がある人なら楽しく読めると思う1冊です。

  • まさにタイトル通り。<br>
    国語の教科書からはまりました。

  •  言葉へのこだわりと優しさが感じられてよかった。和歌もまたすてき。エアメール、の歌が好きだな。

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著者プロフィール

1987年の第1歌集《サラダ記念日》はベストセラー。歌集に《かぜのてのひら》《チョコレート革命》《プーさんの鼻》《オレがマリオ》《未来のサイズ》《アボカドの種》、評伝《牧水の恋》、エッセイ《青の国、うたの国》など。2022年、短歌の裾野を広げた功績から朝日賞を受賞。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。

「2023年 『旅の人、島の人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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