新人だった!

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 75
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048838900

作品紹介・あらすじ

ベンツの運転を任されてびびり、下宿に引いた電話にはしゃぎ、初めての自分の名刺にときめき、何でも見透かす先輩の千里眼におののき、自分ほど盛り上がってくれない恋人に失望-。次から次へと訪れる困難と、めくるめくパニックに原田青年は耐えられるのか!?「まだまだ青いぞ」度一〇〇%エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • バイブル。

  • 原田さんの作品は久しぶり。
    一時期はまって読んだので、原田さんの青春時代~新人時代のエピソードは大体読んだことがある…はず。
    でも久しぶりだったのでちょっと新鮮だった。
    ちょっとくどい(笑)ところはあるけれど、やっぱり面白い。
    最初の方は、なんとなく無理をして盛り上げてる感があるかな。
    やっと落ち着いて読める頃に終わった、というか。
    成功したからこそ、新人時代の話は面白い。
    私なんかが書くと「生涯下っ端です!」になりそう。

  • いやー面白かった。原田宗典の「新人だった!」。もともと俺はこの人の書く文章が好きだったっていうのもあるんだろうけど。*1

    内容。書き出しは少し真面目だったけど、段々原田さん独特のペースになっていって安心しました。本当にこの人面白い人生歩んでいるなあ、と。あと大学の遠い先輩ってことでなんとなく親近感感じたり。駅前のビッグボックス前で待ち合わせのシーンとか、ありありと目に浮かびました。人とのつながりって本当に大切だなあと思ったり。この人ほぼコネで生きているんじゃないか?失礼。本当に面白い文章書くし実力は絶対あると思います。やっぱり出会いは大切にしなきゃ。

    原田さんの書く若者に特有の苦悩とかトホホはすごく共感できます。なんですかね。東海林さだおや椎名誠を低年齢向けにグッと砕いた感じというか。ぼちぼち他の作品も紹介していこうと思います。

  • 原田氏の新人時代の1981年ごろの話。
    私はまだ小学生になったばかりのころ。
    修行が足りなかったと言われた学生時代、バイトで始めたコピーライターの修行。
    人生、本当に何が幸いするかわからないものである。いずれにしても、運命の流れは確実に変わりつつあった。

  • 原田宗典お得意のトホホエッセイです。今回は大学留年中の1年のできごとに焦点を当てているため、なんとなく成長が見られて楽しいです。なんだかふと、『平成トムソーヤ』(←高校時代に、連載に夢中でした)読みたくなりました。

  • 2004年12月読了。

  • 新人って、恥ずかしい
    知らないことを知らないことに気が付かない
    あーあ・・・なんだかな
    今の若人の方が、物知りなんじゃねぇ?

    少し、若者の恥ずかしいところや、青春しているところ
    が楽しい一冊でした

  • 大学留年からコピーライター事務所で見習いとなっての1年間の話。
    昔のエッセイによく出てきた
    棟梁の父ちゃんを持つJ子さんとの別れ話も。
    以前のような爆笑ネタは控えめだけど
    物足りなくはない。

    【図書館・初読・9/13読了】

  • 公共のバスの中で大爆笑してしまった痛恨の一冊。なんでこんなに面白いのに売れなかったんだろう(大量返品した思い出の作品でもあります。)

  • 新人だった!
    といつかは言える日が
    あたしにもくるのだろうか。

    みずみずしくて不器用で
    正面からぶつかっていく
    原田さんの新人の頃の
    物語。

    元気が出る。

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著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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