ラブ・アンド・セックス

  • 角川書店 (2004年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784048838924

作品紹介・あらすじ

恋愛と同じくらい大切なことだから──。鴻上尚史がセックスを考え、感じ、アプローチし、ウンチクを傾け、惑い、追求した画期的エッセイ!

みんなの感想まとめ

恋愛と同じくらい大切なテーマであるセックスについて、著者は多角的に考察し、真摯に向き合っています。作品は、セックスに関する生物学的な視点から文化的な側面に至るまで、幅広いアプローチを展開し、読者に深い...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルすごい。でかでか書いてる。そしてカバーもどピンクでまあまあすごい。でも内容は至極真面目。生物学的に、テクニックとして、そして文化の側面から自在にセックスについてあーでもないこーでもない言ってる。読みながら泣いたんだけど。良すぎて一生手元に置いておきたくて読後すぐにアマゾンでポチった。個人的には『恋愛王』とセットで読みたい。

    私たちはこの手のことについてなんとまあ狭い世界で生きているんだろうか。それは別にフェチに言及しているんじゃなくて、人の心の動きのこと。男と女という雑なくくりにしたって考え方が違うし、人ひとりとなればもっと複雑化する。恋愛ですら自分事で誰も参考にできないのに況やセックスをや。身体とかいうわけわかんないタンパク質の塊を操った気になっている私は、同じくどう扱ってよいかわからない心とのずれにある日ふと気づいてしまった。LGBTQ的な話ではなく。この絡まりは程度の差こそきっと誰にでもあって(そうでないと猥談があれだけ耳目を集めない)、その絡まりを見つめる手助けになるようなことがたくさんこの本から見つかった。

  • 鴻上氏は私よりちょっと年上のはずなのに若い頃のセックス話を読んでビックリしました。結婚するまでは絶対ダメという今では考えられない古い価値観に縛られて成人した私とのこの差は…男と女だから?いや、相手をしている女の人がいるし…東京と地方都市の差?自宅と一人暮らしの差?
    紹介されている小説・映画等は面白そうで是非読んで・見てみたいと思いました

  • 【愛=あなたを受け入れていること】作品の言葉を取り上げ書いたエッセイ本。経験も含め真面目に論じてる。親の道徳が原因で苦しむ女。愛の深さ=行為の激しさという幻想、違うでしょ。映像という世界で学ぶ人が多いからか?。人を愛するという喜びを勘違いしてしまうこともありある性問題。性イメージを自身でどう捉えているかでいく通りにもなるセックス問題。深いなぁ。老年の性問題の話題は、納得。特定の職種、また自身の老年期のために若いうちに知るべき。男は「起承転結」表現の仕方が上手いね。大切にしたい人と語り合う大切な話ね。
    取り上げられている小説、映画は、大好きな人と一緒に見られたり読んだ感想を伝え合えたら素敵でしょうね。いいなぁ。そんな人現れて欲しい。

  •  ドン・キホーテシリーズから流れ着いて手に取る。極めて真面目な内容。もう少し「あの」調子風の内容かと思ったが、後半に進むにつれ、哲学的に考えてしまうようになった。年のせいもあるだろうが見方が大きく変わってきた今、色々身にしみるものがある。
     本書で出た舞台内容にも興味を覚えた。何か情報を得たいところ。

  • あの鴻上さんです!第三舞台の!
    と言ってどのくらいの方がピンときますか?
    最近はバラエティに出ているイメージしか。

    なんて思いつつ、
    そういえばこの方はエッセイなども書いてらっしゃるし
    何を考えているのか知りたくなって手にした一冊。

    いんやぁ~、イイ本です!
    『小説や映画、漫画演劇などから「セックス」を扱った名作を集め、作品の中の名言と内容を紹介したもの』なのですが、全部観たいですよ。紹介されている作品全部。
    勿論観た作品はあるのですよ「愛のコリーダ」とか「目を閉じて抱いて」とか。でも読後
    (あ…もう一回観たい!!)
    と強く思わせてくれます。
    また知らない作品もとても上手く
    (え、続きどうなるの?…観たいっ!!)
    となってしまう。さすがだなぁ、と唸ります。
    また著者自身のセックス観であり愛についても
    盛り込まれているので、面白い、というと語弊があるのか、
    愛があるなぁ、向き合っているなぁ、と
    やっぱりステキな方だ、と思うのです。
    『恋愛王』も読んでみたい。

  • 奉仕しかしない人は相手に好かれたいだけ

    自分がどうされたいか

    人それぞれ

  • マドレジャーナル11号で紹介されていた本。
    演出家・劇作家の鴻上尚史さんが小説、映画、演劇、マンガなどからセックスを扱った名作・名言を選りすぐり、紹介。セックスを考え、感じ、アプローチし、ウンチクを傾け、惑い、追及しています。(秋山)

  • まじめだなあと感動したもんさ

  • 人の口の端にのぼりにくいセックスについて、映画、小説、漫画などを材料に、平易に論じている。人とはいかに奥が深いのか。慈しみのまなざしをもってみつめる自分に気づく

  • 性幻想の多様と言いながら、奉仕する女性に対する個人的幻想ばりばり普遍化しててぜんぜん多様じゃないんですけど…。セックスは強力なコミュニケーションと著者は言うが、関係がセックスで完結できると思ってるんか?アリエネー。つーか世代の差を感じる本だ…勇気ある。

  • 真面目に「恋愛とセックス」について考えたエッセイ。

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著者プロフィール

鴻上尚史(こうかみ しょうじ)
作家・演出家。愛媛県生まれ。早稲田大学法学部出身。
1981 年に劇団「第三舞台」を結成し、以降、数多くの作・演出を手がける。
これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。舞台公演の他には、エッセイスト、小説家、テレビ番組司会、ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動。また、俳優育成のためのワークショップや講義も精力的に行うほか、表現、演技、演出などに関する書籍を多数発表している。桐朋学園芸術短期大学名誉教授。 昭和音楽大学客員教授。四国学院大学客員教授。

「2025年 『サヨナラソング 帰ってきた鶴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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