- 本 ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048839013
作品紹介・あらすじ
近藤勇、土方歳三、沖田総司ら新撰組の隊士をはじめ、高杉晋作、桂小五郎、大久保利通等、新撰組を取り巻く英傑たちを一人ひとり描きながら、独自の視点で幕末の歴史を読み解く、歴史人物エッセイ。
感想・レビュー・書評
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私は新選組が好きなので、今まで結構な数の本を読みました。
なので、この本に出てくる新選組関連の人たちの話には、目新しいものはなかったかな。
この本には、ペリーがやってきて居丈高に要求して、不平等条約結んじゃったよー、みたいに書いてあるけど、私がこの前見たテレビ番組では、林大学頭という人がかなり頑張って、最初は不平等じゃなかったんだ、と言ってた。
(ちなみに「日本人はペリーとハリスの名前は知ってても、林大学頭や岩瀬忠震の名前は知らない。変だよねえ?」ともその番組で言ってたな。)
どっちがホント? と思うけど、これに限らず歴史の本当に本当のことって、やっぱりタイムマシンにでも乗って実際に見に行かないとわからないんじゃないかと私は思う。
だからこの人みたいに、「歴史学者は間違っているのである」と書いてる人みると、「すごい自信だわね…」とちょっと引いてしまうのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新撰組を中心に、幕末期に重要と思われる人物を数ページで要約して説明している。此処から特定の人物に興味を持つのも良いし、概要を掴むのにも良いかも。取りあえず、入りとして読みやすい一冊だと思う
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幕末に活躍し
名を残した時代の寵児を
独自の切り口で語る
生まれ、風土、思想、教育・・・
環境は、行動や決断
思いに大きな影響を与え
それは
時代を変えてしまうほどの
意思と力を持つ
環境か遺伝か
偶然か必然か
歴史も哲学
人に裏と表があるように
時代にも表と裏がある
歴史の真実は現実だけど
真実は人のこころにあり
だれにもわからない
歴史と共に
人々の思いを
想像するおもしろさを
さらに感じさせてくれた -
今の関心はもっぱら新撰組なので、
少々物足りなさを感じましたが、
やはり井沢先生の日本史講義は好きです。 -
幕末に活躍した偉人達の行動・業績・感情などが筆者独自の視点で描かれている。一般的に認知されている情報を基にした部分と、筆者独自の見解が良いバランスで融合されており読みやすい一冊。
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ハードカバーでけっこう高価なわりにたいした内容じゃなかったです。
著者プロフィール
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