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- 本 ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048842884
作品紹介・あらすじ
男性の吐瀉物眺める昼下がりカニチャーハンかおれも食いたい
自らのまわりに円を描くごと死んだ魚は机を濡らす
湖のようなベッドを抜け出せば君のもとまでさざ波が立つ
ぼくの持つバケツに落ちた月を食いめだかの腹はふくらんでゆく
親鳥の不在のあいだに辞書の切れ端から虫の名を覚えだす
感想・レビュー・書評
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幻視が足りない。
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なんだか・・・歌人として恵まれたお生まれの方・・・なのか・・・・・・????
良い意味でも悪い意味でも・・・いや違うかもだが・・・・・・ -
栞には、「自身の生きる肉声」とあるが、拙くても粗くてもいいけど、ほんとに「生きる肉声」なのか?ぶれない現実認識があるのか? 2回ぐらいでは、読んでもやっぱりわからない。いつかこの歌集の中の一首を暗唱する日が来るとは思わない。第62回角川短歌賞受賞。
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