句集 にれかめる

著者 : 鈴木牛後

• KADOKAWA (2019年8月10日発売)

作品紹介・あらすじ

俳句を始めてわずか十年で第六十四回角川俳句賞を受賞！　彗星の如く現れた牛飼詩人・鈴木牛後。酪農に従事しながら、あたたかく的確な眼差しで、自由に詠む珠玉の作品集。

感想・レビュー・書評

[hosinotukiさんの感想 · 2021年2月26日]

牛や自然に向ける眼差しが，距離を置いて眺めているようなところと，とても細やかで優しいところが同居して味わい深く響いてきました．「六月の空の艶．など北海道の梅雨のない澄み渡った空がぱぁっと．広がりました．とても素敵です．

著者プロフィール

鈴木牛後昭和36年8月　北海道生まれ。平成21年「いつき組」のインターネット俳壇「俳句の缶づめ」に投句を始める。平成23年「藍生」入会。24年「イタック」旗揚げに幹事として参加。28年「雪華」入会。29年藍生賞、北海道俳句協会賞。30年角川俳句賞受賞。句集『根雪と記す』『暖色』。北海道在住。

「2019年 『句集　にれかめる』 で使われていた紹介文から引用しています。」