句集 潺潺 角川俳句叢書 日本の俳人100

著者 : 根岸善雄

• KADOKAWA (2020年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「潺潺」は浅い川が音を立てて流れるようすのこと。――無心に自然を感じ、透徹した写生の眼で詠む第五句集。

感想・レビュー・書評

[Ｃｙｍｂｅｌｉｎｅさんの感想 · 2020年12月5日]

。街はづれにて寒柝を天に打つ
・麦秋の日のゆがみ落つ利根磧
・万蕾の中さきがけの一花あり
・月明に炎立つ落葉松黄葉かな

著者プロフィール

昭和１４年、埼玉県生まれ。水原秋桜子に師事。昭和４８年「馬酔木」同人。公益社団法人俳人協会名誉会員、日本文藝家協会会員、埼玉県俳句連盟参与、「塔の会」会員。句集『霜晨』『青渦』『松韻』『光響』。

「2020年 『句集　潺潺 角川俳句叢書　日本の俳人１００』 で使われていた紹介文から引用しています。」