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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048860031
感想・レビュー・書評
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これが最終章になるんですが、二人がどうなったかが気になる展開になっています。
兄が下した決断と妹の意思が涙を誘います。
これを読んで後悔はないと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タブーに更に、タブーを起こしてしまった聖と瞳。
世間体と愛する人に全うな道を歩ませたいからこそ、
別れを決断する二人だが…。
読んでいるうちに、いけない事とされているけれど
ただ、ずっと想い愛し合った二人が兄と妹だったというだけで
子供を産むに関しては、血の濃さから障害のある子や白子さんが
産まれてしまうから、タブーとされているけれど
産まなければ、別にいいのではなんて
いい意味で、賛成派に思えてきてしまう本だった。
文中に出てきた、
ひとりの父と母や兄と妹という名称の前に、ひとりの男女。
真剣に愛し合い名前で呼び合ってた恋人時代を思い出す、
両親の回想もよかった。
名称の前に、ひとりの男女として
名前で呼び合う夫婦になりたいと思った。
とにかく、ラスト周辺の好きなのにケジメをつけるシーンとか
凄く綺麗。・゜・(。´ノω・`)。ウウゥゥ
自分の好きな人と、両思いで気兼ねなく愛し合える幸せさとか
気付かされることたくさんの作品で、
読めてよかったと心から思う。
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