血潜り林檎と金魚鉢男(1) (電撃ジャパンコミックス)
- アスキー・メディアワークス (2011年10月15日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048860499
感想・レビュー・書評
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びちゃっとしたほのかなホラー スク水たまらんです
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大変ぶっ飛んで素晴らしい発想
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かわいい。続きも気になる。
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日常と地続きの暗い穴を覗くような趣き、そこかしこから感じられるエロスがいいスパイスになっている。
脈絡のない描写と、先が気になる展開がうまく両立している素晴らしい作品だと思う。 -
すぐそこにありそうな、けどなさそうな、現実的ホラー。
絵が好みでジャケ買いでしたが、
そのアナログ感と、
絶妙な不思議さと、
シュールさと、
コメディと、
登場人物のギャグが全部水と油のようで、
なのにすごくマッチしている。
ちょっときになります、3巻。 -
頭が金魚鉢である吸血鬼「金魚鉢男」
金魚鉢男に血を吸われた者はやがて金魚になってしまう。
そんな被害者を金魚化から救うべく存在する
スク水に銃をぶら下げた血潜り少女「林檎」
設定を見るだけでは全然どんな漫画なのか想像できません。
実際に読んでみると絵柄とキャラも相まって、設定が怖い割に
ギャグっぽいテイストを感じておもしろい。
そしてちゃんと設定が生きてるおかげで時より怖い。
とてもいいバランス。 -
金魚鉢男のデザインと設定が面白い。コマの描き込みは見ていて楽しいしキャラクターも良い。この系統の絵柄は読めた試し無しという偏見や先入観が有ったがこの作家はどうも違う。もっとこの作家の漫画を読んでみたい。
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頭が金魚鉢(金魚入り)の、<金魚鉢男>に
血を吸われた人間は金魚になってしまう…
人々が金魚になるのを防ぐため、
「血潜り」の林檎ちゃんと助手の昊介くんが
頑張ってみんなをすくいます!
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表紙とタイトルが気になって購入。
正体がよく分からない敵を相手に戦う漫画は
結構たくさんあると思うのですが、
敵がこんなにも意味不明な漫画は久しぶりに読んだ気がします。
どうしたら頭が金魚鉢で、吸血、というアイデアが出るのか…。 おもしろい。
中の絵は、表紙の絵からそのまま色を抜いた感じ。
はんこっぽい感じの絵ですが、とても丁寧。
アジサイや街並みがいい雰囲気を出しています。
主人公だけでなく、金魚鉢男も魅力的に描かれています。
手足が長くて、スーツと鉢が絶妙にマッチしていて… 不気味でかっこいい。
裏に「ホラーテイスト」と書かれていたのでちょっとびびりながら読みました。
「血潜り」なので仕方ないのですが、血の描写が多いのと、
人物や金魚の表情がたまに怖いかな、というぐらいで、
全体的に極端に怖いと感じる事なく読めたのはありがたかったです。
笑いは全体的にシュールな感じ。
続刊購読。 -
独特な絵柄とストーリな鬼才、阿部洋一の「血潜り林檎と金魚鉢男」
ジャケ買いでした。
アタリでした。
バニラスパイダーも好きだったけど、これもいい世界感。空気感。
長く続くといいなあー。 -
「顔が金魚鉢の男。彼に生き血を吸われた人間は、金魚になってしまう。
それを阻止すべく、スクール水着を着た林檎ちゃんと、ごくごく普通の男子高生・こうすけは行動を開始する」
粗筋だけ読んでもなんのことやらという感じだが、なぜかすーっと入っていける。のは、ユーモアセンスのおかげかも。金魚化した家族を持つ人の日常の一コマが(発声のリハビリしたり、散歩したり。)妙にツボ。