Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道
- アスキー・メディアワークス (2012年1月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048860697
感想・レビュー・書評
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プログラマ歴40年超の大長老が書いた、プログラマの自己啓発書といった感じの本。アジャイル方法論を駆使するいまどきの『達人プログラマー』。著者の経験談が色々書かれているので自伝のような趣もある。翻訳もよい。
最近、同著者の他の本(『Clean Code』と『アジャイルソフトウェア開発の奥義』)を読んで勝手に師匠的な位置に置いていたボブおじさんだが、本書でさらにその思いが強まった。ロールモデル。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道
Robert C. Martin氏の著書です。
Cleanシリーズの一冊目になります。
著者の経験から学んだプロのプログラマになるために必要なことをまとめた一冊になります。
後から上梓されたシリーズ本を読めば、本書に書かれたことは更にブラッシュアップされ書かれていると思います。
私の場合、後に出版された他の本から一冊目に戻ったので、後の本の方がよりまとまっていると感じました。
とはいえ、プロになるために必要なことの本質は変わらないので、有用な一冊には変わりありません。
後の本より薄いのもハードルが低くて良いですね。
【本書で学べること・考えること】
- プロのプログラマとは
- 正しく「ノー」と言う
- 正しく「イエス」と言う
- 良いコーディングをするための準備
- テスト駆動開発の実践
- 練習することの当たり前さ
- テストの重要性
- 時間管理の重要さ
- いかに見積りの精度を上げるか
- プレッシャーへの対処
- チームで働く
- 指導について
読んでみての感想です。
プロのプログラマであれば、一読しておくべき一冊です。
特に個人的に重要だと思うことは、以下の点です。
・継続的な学習と練習
・ビジネスへの理解を深めること
・後輩の指導
SNSなどで、デキるエンジニアの方でジュニアや未経験のエンジニアの方への辛辣なコメントを見ることもありますが、上記のポイントを読めば、考え方も少しは変わるかなと思います。
誰しも最初は未経験・ジュニアレベルからのスタートですし。 -
ソフトウェア開発のプロとは。その答えがここにあります。
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技術や知識について書かれた本は多いが、これは珍しい、プロのエンジニアとして生きるための本。
著者の失敗談が数多く載っており、実に身につまされる。
締め切りを守れないとわかりつつも、知らん顔をしていたこともあった。完了したと言いつつ、空いた時間でこっそり埋め合わせていたこともあった。自分が成長しないのは会社の責任だと思っていた事もあった。コードを指摘する時に、自分の方が優れていると優越感に浸ったこともあった。
本当にたくさんの失敗をしてきたが、それがこの本には載っている。10年分の経験。
この本の通りに生きれば、どこに行っても通用する、頼れるエンジニアになるだろう。必読。 -
タイトルの割に技術の話は一切なし。プロはコミットしてはいけない、が響いた。すぐコミットさせたがる上司や営業に本書を叩きつけたい。見積もりとか統計処理はあっさり書きすぎなので専門書を参照すること。
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すごくよかった 夏休み推薦図書にする
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TDD推し
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タイトルからプログラムの記載方法寄りの書籍化と思っていたが、心構えやシステム開発の様々な状況に対応するノウハウ等を集めた書籍だった。内容的には達人プログラマーや情熱プログラマーに近い。
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これだけは絶対読んどかないと、と思ってる。
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2013/01/20購入・05/04読了。
「クリーンコーダー」をサブタイトルにして、「プロフェッショナルプログラマへの道」を大文字にしたほうがいい。著者は、プログラマのプロとしてというより、社会人としてこの本を記している。新社会人か新人向けの本。
でもIDEやユニットテストの情報はプログラム書くのに役立ちそうだった。