名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレス (角川新書)

  • アスキー・メディアワークス (2012年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784048861359

作品紹介・あらすじ

俺たちを熱狂させた80年代プロレス黄金時代! 正規軍vs.維新軍、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、UWF、ジャパンプロレス、飛龍革命……。最大の好敵手同士が、「俺たちの時代」を語り合う!!

みんなの感想まとめ

昭和のプロレス黄金時代を彩った藤波辰爾と長州力の対談を通じて、彼らのライバル関係とその背景に迫る内容が展開されます。プロレスファンには懐かしいエピソードが満載で、過去の出来事を知っている人にとっては新...

感想・レビュー・書評

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  • 昭和を代表するプロレスラー、そして、永遠のライバル、藤波辰爾と長州力の対談本。
    あの時代を知るプロレスファンにはたまらない本だと思います。過去の事件については、あの時代を知っている人にとっては既知ことで、正直目新しさはないと思いますが、ポイントで「へ~そんなことを考えていたのか」と思わせる発言もあって興味深いです。
    ある意味、「ライバルっていいなあ(そして必要だなあ)」と思わせてくれます。

    それと、プロレスは強いだけではスターになることができない世界で、強さプラスαが求められます。そういう意味で、パーソナルブランディングの参考にすることも、読み方によってはできます。地味で、外国人レスラーのかませ犬だった長州がなぜスターになれたのか、それをいわゆる「台本」だけでは説明できないわけですから。

  • まあ大好物なので。一気に読みました。
    あの当時、
    ゴレンジャーを毎週見ていたら、
    いきなりミドレンジャーがアオレンジャーに、
    喧嘩をうったような、そんな展開。
    そりゃ夢中になるよなぁ。

  • 「武藤は僕と似ていた」そう藤波が言うと
    「あいつと試合してると正直、そこにいたくなくなる」なんてふうに
    長州は武藤を評した
    藤波と長州が手の合うライバルでいられたのは
    なんといっても、「かませ犬発言」に象徴されるような劣等感
    そして、反骨の魂が長州の側にあったからである
    後進の武藤にそれを向けることは
    長州の気高きプライドが、けして許すものではなかったのだろう
    実際の試合を見れば、正統派クリーンファイトにこだわる藤波に対し
    長州は先に手を出すダーティースタイル
    どたばたと勝負を焦るハイスパートレスリングだ
    そんなふたりのありようはまるで
    猪木の二面性を半分づつ受け継いでいるようでもあった

  • 昭和プロレスを書いた本は色々あるし、藤波と長州の裏側を書いた本も色々あった。
    これは、その当事者がインタビューも含んで書いた本。
    今更なのは今更だが、ぼくらのような、その時代、そこにどっぷり浸かっていた人間には、堪えられないものがある。

  • 続に名勝負数え唄といわれる藤波辰爾と長州力の2人の回顧録。
    対談は最初と最後だけで、後は2人の歴史がつづられている。

    プロレスファンにとってはほぼ周知の話でも、改めて当人の口から語られてるとなると重みが違って感じられた。

  • 過去を詮索したい人には藤波の話が、信念みたいなモノを知りたい人には長州の話が良いと思います。自分は長州力の話が良かった。

  • 昔のプロレスファンとして、新日本の実情がまあまあわかっておもしろかった。藤波の文書はわかりやすい。長州はもうひとつだし、記憶にないが多すぎる。えっ、あんなことを言って覚えてないのって感じ。
    どちらもタイガーマスクをべた褒め。やはりタイガーはすごかったんだ。
    前田日明事件(1987/11/19)で長州がそんなに怒っていなかったというのがこの本でわかった。でも怒っていたし。
    藤波のベストバウトは1988/8/8の猪木戦らしい。こんど見てみよう。

  • まず、新書という形態でプロレス関係の書籍がリリースされたことに驚き。
    最近のプロレス本は、読むと萎えてしまう暴露本の類が殆どで辟易して
    いたところ。こういう内容の本が出版された、という事実だけでちょっと
    嬉しい。

    藤波vs長州のWWFインタヘビーを巡る攻防は本当に熱かった。
    長州はあの一連の抗争で完全にブレイクしたのだが、僕は基本的に藤波派。
    長州力の一直線な攻めを受けきる藤波辰爾がいなければ、きっと長州は
    髪が長いだけのプロレスラーだった、と今でも思っている(^^;)。
    これも昭和プロレスファンの流れ。
    僕の周囲にはそういう人間が実際多数居るし(^^;)。

    そんな2人が、過去と現在、そして未来をそれぞれの立場から語っている。
    過去のトピックはもう全てが知っていることで、正直目新しさは無いのだ
    けど、いくつかあったターニングポイントで、それぞれがお互いをどう思
    っていたのかが垣間見られる。この部分、非常に興味深く読ませていただ
    きました!

    さらに、ほぼ初なんじゃねぇの?と思える藤波×長州の直接対談。
    ここでも受けに回る藤波さんが凄く心地良いし、相変わらずぶっきらぼう
    に攻める長州も非常に彼らしい。それが阿吽の呼吸を作っているのだから、
    2人とも流石。

    この2人に佐山サトルをプラスしたレジェンドプロレスリング、一度観て
    おくべきかな?ただ、今でも全盛期の藤波×長州を鮮明に思い出せる
    (ただし藤波勝利の試合のみ)僕だから、観ちゃったらどう思うのかが
    ちょっと怖い(^^;)。う~む・・・。

  • 藤波と長州、お互いライバルと認めあった存在があったからこそ輝いていたんだなぁ。ただ、二人の対立関係も長州が新日本をいったん離れて戻ってきた後からは、アントニオ猪木の世代闘争の流れに巻き込まれてなくなった感じだったなぁ。
    前田日明に対する長州のコメントが少なかったな。

  • すぐに読めちゃう内容。プロレス好きな人にはたまらない。

  • 藤波と長州の対談と藤波、長州それぞれの自分のプロレス史を振り返るという構成。古館の実況で生まれた「名勝負数え唄」という言葉だが、その言葉に煽られるように、"下克上"の「長州革命」に私も含めたプロレスファンは遅れてきた大物・長州力に喝采を送り、さらに長州と藤波のライバル抗争はヒートアップしていったと改めて思います。長州自身も藤波との抗争の前は、初来日した外人レスラーの実際「かませ犬」だったし、アマレススタイルで地味なレスラーだなと個人的には思ってましたが、そのあたりの時代の本人の葛藤も書かれていて興味深く、藤波と長州のカール・ゴッチとの関わり方も対照的で、本書で初めて知る内容も多くあり、昭和のプロレスブームど真ん中だったファンはあっという間に読み進められると思います。

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著者プロフィール

藤波辰爾(ふじなみ・たつみ)
1970年6月、16歳で日本プロレスに入門。翌’71年5月9日デビュー。
’81年10月、ヘビー級転向後は、数度に渡るIWGPヘビー級王座、タッグ王座の戴冠、G1優勝等、新日本プロレスのエースとして活躍。
’95年10月、自主興行『無我』を旗揚げ。’99年6月より5年間に渡り新日本プロレス社長を務めた。2006年6月30日付けで新日本を退団し、同年8月に『無我ワールドプロレスリング』を旗揚げ。’08年1月より団体名を『ドラディション』に変更。
’11年レジェンド・ザ・プロレスリングにおいて宿敵・長州力との『名勝負数え唄』を復活させ、同年5月にはレスラー生活40周年を迎えた。2015年3月にはアントニオ猪木氏に続き、日本人2人目となるWWE殿堂入り(WWE HALL OF FAME)を果たす。2017年には、PWHF (Professional Wrestling Hall of Fame)殿堂入り。2021年5月9日には、デビュー50周年を迎え、デビュー50周年記念ツアーの開催が決定。

「2021年 『藤波辰爾自伝 ROAD of the DRAGON』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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