バッカーノ!1711 Whitesmile (電撃文庫)

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  • アスキー・メディアワークス (2011年12月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784048861861

作品紹介・あらすじ

 1711年、彼らはついに海に出る。新大陸に向け──。それぞれの心の中に吹き荒れる風を受けて──。
 マイザー・アヴァーロは探求の風。 セラード・クェーツは野心の風。 ヴィクター・タルボットは責務の風。 ベグ・ガロットは研究心の風。 東郷田九郎とザンクは義侠の風。 グレットとシルヴィは逃避の風。 ナイルは恩義の風。 チェスは他人の風に吹き流されて……。 多くの錬金術師が大海原へと旅立つ中、失意のヒューイ・ラフォレットは──。 『不死の酒』を巡る馬鹿騒ぎ(バッカーノ)、“始まりの物語”の結末は──。 中世を舞台にした異色作第3弾!!

みんなの感想まとめ

多様な思惑を抱えたキャラクターたちが新大陸に向かう旅を描く本作は、エンターテイメント性と深い心理描写が融合した作品です。各キャラクターの悪意や願望が絡み合い、特に恋人を失ったヒューイの苦悩は、他のキャ...

感想・レビュー・書評

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  •  アドウェナ・アウィス号はついに海にでる。
     不死者誕生秘話の最終章。

     船に乗ることになった面々が、それぞれ思惑があり、偶然があって、という展開はまさにエンターテイメント。
     が、しかし、全体を悪意が覆っている感がいなめない。
     
     それも、ねじれて歪んだ悪意たちだ。
     恋人を失ったヒューイの悪意が、一番直球のように感じるのだからどれだけねじれているんだ。そもそも、そのヒューイの悪意ですら、歪んだ形でしか表にでていないのに。
     おかげで、エルマーの「笑顔が見たい」という、異様ではあるけれど悪意はないはずの気持ちですら、結局は悪意から発生しているのではないかと思ったぐらいだ。

     そして、今まで名前はでてきても存在が薄かったフェルメートが、明確な悪意として姿を現す。
     のちにチェスに喰われたはずなのに、そうでもないらしいので、この先の展開の重要人物なんだろうなぁ。

     にしても、この1700年代の話と1930年代の話で、変った人間もいれば変わらずにいる人間もいて、結局人は<個>では成り立たないのだろうなと思うのである。
     変らずにいるということもまた、<他者>の影響を受けずにはいられない、影響を受けてなおかつ揺るがずにいる強さというか頑固さが決意であり、異様さなのだと思うのである。

     …しかし、結局不死者ってすごい多いんですけど。
     大丈夫なんすかねww

  • シリーズの流れの通りイカれたメンバーがバカ騒ぎするのは変わらないが、やはり1700年代の話はやりきれない要素がちらほらある。

  • 背ラベル:913.6-ナ-17

  • 船に乗るまでのあれこれ。シリーズ読むの久しぶり過ぎて登場人物うろ覚え。人物相関図とかほしいなー。ネタバレになっちゃうから無理か。フェルメートの非道ぶりも、エルマーの前では小物感。

  • 狂い壊れるのではなく、狂い慣れた先には心の平穏が訪れるのかもしれない

  • 年代別に読むバッカーノ三冊目。初読。1700年代をもっと読みたいなと思ったけど、タイトルとしてはもうなかったかな? 読んだことない巻結構あるから、今後も楽しみ。

  • アドウェナ・アウィス号に錬金術師達が乗り込むまでに何があったか…

    シルヴィがエルマーに出会い
    ヴィクターがナイル、ザンク、田九郎と出会う

    姿を消していたヒューイが街に戻り、度重なる爆発事件でドンメルテル家と一般市民が錬金術師を疑う

    不老不死となってもヒューイとエルマーは何も変わらず、エルマーの不気味さをフェルメートはようやく知る

  • エルマー最強伝説。そして1700年代の話を読んでいるとどうしてもヒューイが気になって気になって仕方がない。残りわずかとなってきましたが、この流れだとついヒューイの行く末を見守ってしまいそうです。

  • モニカの死後から船出港まで。
    姿をくらませていたヒューイの出番は少ないぶん、女性貴族の襲来、仮面職人の復活、セラードやヴィクター参戦と、みるみる役者が揃っていくばか騒ぎは目が話せません。
    アニメでは悲劇のカップルとして眩しく描れていた弟グレットですが、原作では案外小者担当…
    フェルメートの暗躍やヒューイの目的、爆発事件の真相など伏線も良く機能し、最後まで読めない展開。完成度高いです。
    個人的には伯爵の活躍に期待していたのですが、思ったよりも展開に噛んでこないまま、島編終了してしまったなという印象。あの貴族が不死身になっているのなら、もしかしたら伯爵も…?ともう少し期待しておきます。
    あとがき後のお話がとてもよかった。不死身になり船を降りた錬金術師
    釣に興じるヒューイとエルマーがフェルメートと交わす会話もさることながら、親友ふたりが約束を手に別れるところ。物語の始まりを感じさせます。

  • バッカーノの17冊目。

    1700年代ラストでアドウェナ・アウィス号の出港前を描く作品。

    エピローグで、えっこの人!って人が出てきて、2000年代での波乱を感じる。

  • 一気に読み終えました。それぞれの内情が知れて面白かったです。

    中世編もこの巻で完結という訳で、今後1935年編や2003年編に繋がるらしくワクワクしています。
    シリーズの背景を知りたいなら一読することをお勧めしたい一冊です。

  • アドウェナ・アウィス号に乗るまで。
    ニキが可愛かったです。
    フェルメートは許さない!

  • おもしろかった!

    ヴィクターが登場するたび
    いい味出しているな
    不憫でなんか好き。

  • 変わらないエルマーと変わったヒューイ。
    始まりの物語が動き出す。
    とりあえず、エルマーさんぱねぇっす。

  • ヒューイとモニカがエルマーに笑顔を見せられますようにと、願うしかない。

  • 1700年代完結編です。
    伏線が入り交じった構造は相変わらず刺激的で、鳥肌ものでした。

    注目すべきキャラはやはりヒューイ・ラフォレット。
    確かに彼の行動は世間を騒がすものでしかありません。
    しかしその奥に感じるのは「愛」という純粋な原動力。
    どんな異形をとっていても憎めない存在・・・・・・
    そういう彼だからこそ、三百年の間色んな信者を抱えていられたし、エルマーみたいな輩をずっと親友として見る事が出来る。
    そこが彼とフェルメートの根本的な違いではないでしょうか。

    なにがともあれ、ヒューイとその仲間達が積み重ねた様々なものが遠い未来に訪れるバカ騒ぎを明るい方向へ導いてくれるはずだと、今はそう信じていたいです。無敵の婿さんがついている事ですし(笑)1935がとても楽しみです!

  • バッカーノはおもしろいなあ。


    巻を重ねるごとに笑顔の彼が空恐ろしくなってくるところもステキ。

  • 暇があるときに、と思って一気に読んでしまった。
    1700年シリーズが結構好きだったので、これで見納めなのがさびしい。

  • 2011年1月4日〜1月6日

  • 船に乗るまで。
    女の子はちょっとキャラ被ってる気がするなあ。
    弟の小者っぷりは良い。

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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