聴いたら危険! ジャズ入門 (アスキー新書 210)
- アスキー・メディアワークス (2012年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048862165
作品紹介・あらすじ
「ジャズはちょっと難解そう」「楽しく聴けないのでは」「踊れない」といった誤解を解き、パンクと同じくらい過激で、ポップスのように楽しく、ヒップホップみたいに身体に感じるジャズの魅力を紹介。
感想・レビュー・書評
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ジャズといえばクイーンのアルバムを連想してしまう程その方面には疎いのですが、ひとまずこの本に紹介されてたCDを聴いてみようっと。
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著者が木管奏者だからか、サックス等に偏りすぎていてあんまり。且つ日本の部門に至っては私的なつながりのあるアーティストに入れ込みすぎており、ブログレベルの内容に。新書だなあという感じ。
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ジャズには全く明るくないのだが、著者の文章が上手くて、
どれも面白そうで聞いてみたくなる。 -
ジャズ、と一言に表せども、その内に含まれる表現は多岐に渡るため、どうしても縛りが必要になる。
ということで、本書はジャズの中でも「フリージャズ」を中心に国内外のアーティストを取り上げていく。
文字を追うだけではさっぱり音像は伝わらないが、題名の指し示す通りこれらは「聴いたら危険」なシロモノ。
片っ端からググって聴いてみよう。 -
確かに、聴くジャズの幅が拡げられたかも。刺激的ではあるな。
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よし聴くぞと決心が必要な音楽を海外と国内のミュージシャンにわけて紹介してくれる。
最近、まともに音楽に向き合って聴くことが少なくなったなぁと痛感、久しぶりにCD棚から引っ張り出してみようかなと思える愛情あふれるガイドブックでした。 -
そろそろフリージャズに手を出すか。
引用
「マイルスが死んでジャズは終わったというひともいますがそれはとんでもない誤解です。各地のライヴハウスでは、若いミュージシャンたちが「今の音」を熱く奏でています。 本書は、そういったジャズに関する誤解を解く本です。現在進行形のジャズは、実はパンクと同じぐらい過激で、ポップスと同じぐらい楽しく、ヒップホップと同じぐらい身体に感じる、かなりヤバくて激アツで全身を直撃する音楽なのです。とくに「フリージャズ」と呼ばれるジャズは、その成立から、小むずかしい、わけのわからない騒音じみた、政治や思想臭がつきまとう、頭でっかちの音楽だと思い込んでいるひとも少なくありませんが、それは100パーセントまちがっています。実はこんなにわかりやすい音楽はありません。なぜならフリージャズは頭で聴く必要がないからです。身体で聴けばいいんです。フリージャズこそ、めちゃめちゃおもしろく、なーんにも考えなくても(もちろん考えてもいいんですが)ただただ楽しめる、かっこいい、ガツンとした手応えのある音楽なのです。」 -
日本人フリージャズミュージシャンの紹介は良かったですね。
少し CDを探してみましょう。
1975年前後に聴いていた頃より今の方がリラックスして聴けるのは年のせいか。 -
現代の奏者部分は飛ばし読み
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数多のジャズ入門書とは異なり、扱うジャンルはフリージャズ。現在・過去、日本のフリージャズミュージシャンと代表作を紹介。個人的に好きなジャンルなので参考になった。ただ現役ミュージシャンの項が管楽器に偏っている印象。