トカゲの王 2―復讐のパーソナリティ (上) (電撃文庫 い)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048862448

感想・レビュー・書評

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  • 前作では正直...微妙な内容と展開でこのシリーズの
    どこを楽しむべきか分かり難かったのですが、
    今作で少しその方向が見えてきたような...気もします。

    能力者が何人も登場する異能バトル作品に見せかけた
    実は作者らしい人間の裏側のダーティーな感情、嫉妬、
    欲...そして嘘が渦巻く入間作品なんですね。ヒロインの
    「巣鴨」のキャラも1巻に比べて分かりやすく変わって(笑)、
    そのヒロインに無条件、丸投げで救われる事になる
    主人公「トカゲ」との関係性もようやく形になってきて
    このシリーズの輪郭が見えてきたような...。

    能力者に比べ単なる人間の殺し屋「ナメクジ」さんが
    大活躍する巻でしたが、バトルというより一方的に
    暴走するだけで戦闘バトルシーンはほぼナシw。
    というか...戦闘、格闘シーンの描写が実はは苦手なのでは?
    と思うほど...頭にイメージが浮かんでこないw。ある意味
    その路線キープしつつ、さらに歪んで予想出来ない
    ヘンテコで救えない荒唐無稽な物語を...少し期待してます。

著者プロフィール

電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』シリーズなどを執筆

「2023年 『安達としまむら(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

入間人間の作品

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