乃木坂春香の秘密 (15) (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2012年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048862530
作品紹介・あらすじ
容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』という二つ名まで持つ超お嬢様、乃木坂春香。彼女が抱える過去のトラウマも解決し、二人で挑む共同作業"こども"作りもうまくいき、俺はようやく春香に対する想いを伝えることができた。そしてそれは、お互いの気持ちを確認し合えた矢先、唐突に訪れた-。春香の父・玄冬から告げられた、春香の結婚話。美夏やメイドさんたちにも内緒で進められ、気づけばいつの間にか俺は乃木坂家から遠ざけられてしまった。-自分は本当に春香にふさわしく、幸せにすることができるのか…。尽きない悩みの中、春香の気持ちだけを信じて、美夏たちと共に立ち向かっていくのだが-。
感想・レビュー・書評
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次の最終巻は落穂拾い的な内容になるとのことで、この巻が「物語のメインの流れとしてはラストエピソード」とのこと。
春香の母・秋穂から裕人に、春香が結婚するという、衝撃の事実が告げられます。裕人と春香はまったく違う世界に住む者どうしであり、2人はけっして幸せになることはできないと考えた玄冬と秋穂は、春香に結婚を促すことを決意したのです。
納得ができない美夏は、葉月たちメイドに春香の捜索を命じます。ところが肝心の裕人は、自分は春香のために何もしてやることができないと打ちひしがれてしまいます。そんな彼に、もう一度春香のために立ち上がろうとする勇気を与えてくれたのは、椎菜でした。いじけている場合ではないと、ようやく行動を起こした裕人に、美夏やメイドさんたち、椎菜をはじめとするクラスメイトたち、なぜかルコと由香里さん、さらに天王寺冬華も駆けつけ、春香の待つハッピースプリング島に向かうことになります。
仲間たちの協力を得て春香のいる「ニーベルンゲンの間」へとたどり着いた裕人は、彼の前に立ちはだかる玄冬と拳の勝負を挑み、秋穂に春香への想いをぶつけます。
15巻にわたって内容も何もなくひたすらイチャイチャするだけのこのシリーズの締めくくりとして、これ以上ふさわしいラストはなかったと言えるかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784048862530 253p 2012・1・10 初版
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これまでのキャラクターが勢ぞろいして主人公と春香をサポートするが、出てくる人物が多すぎて把握しきれない・・・
というか主人公なんでこんなに慕われているのか?
最後の最後でご都合主義全開だった。 -
最後までいつも通りの展開で何かと安心して読めた。
途中、別の何かになってた気がするけど、そこもまぁおもしろかったので良し。
展開予想はしやすい話だけど、ちゃんと最後まで書いて終わられてて良かった。 -
予定調和だけど。。。OK!
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ベタベタな完結編。この作品らしいっちゃらしいかな。オールキャストで賑やかな本編最終巻でした。椎菜が報われないけどイイ女だったし、ルコ姉さんや玄冬さんもいい家族愛だったかなと。後日譚は長めなのも好きなので次巻のグランドエンドも期待してます。まぁ分かり切ってた展開だけどおめでとう、(バ)カップル。
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おめでとう!おめでとう!