明日から俺らがやってきた (電撃文庫 た 27-1)
- アスキー・メディアワークス (2012年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048862721
作品紹介・あらすじ
推薦入学で大学デビューして女の子にモテようか、それとも将来のために上を目指して大学受験しようか。進路に悩む俺、高校3年生・桜井真人の前に突然、未来から"俺"が時間を超えてやってきた!しかも二人も!!チャラ男とガリ勉の桜井真人…って本当に俺かよ!?でも俺の秘密(エロ本の隠し場所)を知ってるし…どうやら本物。そして、どちらの未来を選んでも最悪の人生らしい…。そんな中、クラスメイトで同じく進路に悩む『氷の女王』こと高瀬涼と仲良くなった俺は高瀬の未来も不幸らしいと聞いてある決断をすることになるが…。ちょっと大人の"俺ら"とおくる、未来系・青春ラブコメ!(…なのか!?)。第18回電撃小説大賞"電撃文庫MAGAZINE賞"受賞。
感想・レビュー・書評
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高校3年生.
進路希望調査を前に「推薦」か「受験」か悩む少年.
そんな彼の前に
「推薦を選んだ彼」と「受験を選んだ彼」がやってきた.
それぞれの選んだ生活は碌なもんじゃないから
違う選択肢を選ばせようという事らしい.
そんな感じで,
未来の自分に進路について口出しされながら
うんぬんかんぬん.
選択肢でセーブしてルートを外れると
ロードしてやり直そうと,そういう感じですね.
で,自分がやり直すんじゃなくて
過去の自分にやり直させようとする感じが新しい?
と思ったけど
「やわらかウンコマン」と「カチカチウンコマン」みたいなもんか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784048862721 302p 2012・2・10 初版
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推薦で大学に入った未来と受験で大学に入った未来。それぞれの主人公がぜんぜん性格が異なっていて面白かった。しかし、未来の自分が来た理由は語られなかったのが・・・
ヒロインは不器用なタイプでなかなかかわいい。 -
進路で悩む真人の前に現れたのは未来の自分だった!
推薦を選んだ未来の自分はチャラく、遊びすぎたことを後悔してる。
受験を選んだ未来の自分は冴えなくて、青春しなかったことを後悔してる。
その未来はやめとけ!と現れる未来の自分とのやりとりが面白かった!
未来組はそれぞれ過去を悔やんでるけど、彼らには今の主人公が持ってない長所があって、経験と時間があるんだよね。
主人公が最後に選択を迷わないとこが、凄く好きだなぁ!
ヒロインも可愛かったし、伝えたいことが明確で、熱い話でした。 -
ようやく消化。読んでみると面白い。まあ面白そうだったから買ってはいるんだけど。
SFのような派手な背景があるのに、それを大学受験だけに留めてしまうのは少しもったいない気もするが、これが最近の流行なのかもしれない。いやしくも商業的。 -
電撃文庫MAGAZINE賞受賞作です。
二種類の未来から自分がやってくるお話。
内容的には全然違いますが、「学校を出よう」の2巻を思い出しましたw
ちょっと会話のリズムとか、
時間の経過とかが肌に合わなくて掴みのあたりで引っかかりました。
なんちゅうか、未来人来ててすんなりうけいれたり
あんなエピソード少なく時間過ぎたりしないんじゃないかと。
最終的には、けっこう面白かったのですが、
そう比べると学校を出ようの2巻のが物語的には面白かったかなw
でも作者のメッセージはいっぱい詰まってて、
中身があるって意味ではかなり良かったです。
ただ詰め込みすぎてて物語自体がいまひとつなのが残念かなぁ。 -
爽やかなラブコメ
主人公を筆頭に出てくるキャラ全てに好感が持てました。
テーマも明確で良かったです。