ロウきゅーぶ!(10) (電撃文庫 あ 28-10)
- アスキー・メディアワークス (2012年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048863469
作品紹介・あらすじ
慧心学園女バス5人の少女&昴が送る熱い夏休みは、まだまだ色々なエピソードが満載ですっ!二人の友情を再確認な真帆と紗季の誕生日パーティ、ブルマを盗んだえっちなヌシとの大騒動、みんなで訪れた遊園地での意地の張り合い、真帆主催のドキドキホラーハウス、真帆の宿題が終わらず涙の最終日など、5人の夏休みがいっぱい詰まった短編集!悩み多き少女たちに翻弄されまくりな、さわやかローリング・スポコメディ。
感想・レビュー・書評
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紳士御用達でお馴染みの蒼山サグの"ロウきゅーぶ!"の第10巻。第6巻以来の短篇集です。今回の舞台は、夏休み。前巻から読んでいると、本当にバスケをテーマにしたスポ根小説だったっけ?これじゃあ、ただのロリコン小説じゃないかと思ってしまいます。というわけで、バスケシーンなし。あと、表紙がひなたでしたが、活躍するのはヌシとのエピソードくらいかな。本作は、基本的に紗季と真帆の関係が中心。でも、この二人の結びつきってすごく素晴らしい。最後に載っていたそれぞれの夏休みの作文が良かったです。
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今回は短編集です。
第1話「紗季のお先にバースデイ」は、真帆と紗季のお誕生パーティの話。
第2話「ひなたとブルマのヌシ」は、智花たちの学校で飼育している「ヌシ」というあだ名を持つヤギに、真帆がブルマを奪われてしまい、取り返すために奮闘する話。
第3話「決戦は遊園地!?」は、葵の親友の「ゾノ」こと柿園さつきが語り手を務めます。葵とゾノ、ショージの3人が、遊園地で智花たちに合流します。そこでゾノは、昴のお宝写真を賭けて絶叫マシーンめぐりを提案します。
第4話「マホラーハウスへようこそ!」は、真帆が考えた、廃校を利用したお化け屋敷に、昴たちが挑戦する話です。
第5話「逃げ出すマホとそのサキに―」は、夏休み最終日に宿題が終わらないと昴のところへ泣きついてきた真帆の話で、真帆と紗季の友情を描き出しています。
ゾノ&ショージの仕事っぷりに拍手です。それはともかく、愛莉が若干不憫な子になってしまっているのが、ちょっと気になってしまいます。 -
9784048863469 321p 2012・2・10 初版
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まったく、小学生は最高だぜ!
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内容は実に微笑ましくていいのですが…。
ちょっと誤字脱字がひどすぎます。
正月早々言いたくないですが。
正鵠を”得た”→正鵠を射た
”関わらず”→拘らず
”満天”→満点
作者さんというより校正さんの責任ですね。
それが重ね重ねになりますが、非常に残念でした。 -
10巻目
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短編集第2弾。真帆の家の資産レベルに驚愕しつつ、これまで読みながら引っかかってきた部分も解消されて、なかなか楽しかったです。
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短編集その2。本編で出てきた伏線やエピソードの回収メイン。バスケしてください…
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バスケ要素皆無の短篇集。紗季の誕生日の話が良かった。
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短篇集ということで、バスケ成分がほとんどない・・・。
その分、いろいろはっちゃけててすごい。
そういうのが好きならかなりいいと思うけど、スピード感が全くないから、そういう意味では読むのがつらい、かもしれない・・・。