アンダーランド・ドッグス (電撃文庫 な 16-2)
- アスキー・メディアワークス (2012年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048865180
作品紹介・あらすじ
私、カイです。相棒のファイとわっる〜い犯罪者を捕まえる賞金首ハンターをやっとります。今この街はおっきな宗教の新教祖就任問題でゴタゴタ中なんだけど、さらに極悪人てんこ盛りの囚人護送車から凶悪犯が7人も逃げだしちゃって大騒ぎらしい。血が騒ぐぜー-日本解体後、犯罪者と異国人で溢れる関東州スピアシティ。その地下街に消えた7人を追うノンストップの5日間。多額の懸賞金を目当てに立ち上がったハンターの少女たち、囚人に逃げられてクビ寸前の女治安官、脱獄囚に紛れた先代教祖の隠し子を捜す宗教団体幹部。互いの思惑が交差する、切れ味鋭い痛快ブラックユーモア群像劇。
感想・レビュー・書評
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スピアシティ物の第2作目。
前回と同じ登場人物はリズだけ。話しの繋がりは全然ないからここから読み始めても問題なし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
賞金稼ぎたちが
地下都市に逃げた囚人7人を追う.
賞金稼ぎ,賞金首,保安局の職員,マフィア的な組織
いろんな奴らがいろんな思惑で協力したり邪魔したりな群像劇.
というわけですが,この中田明氏は群像劇しか書かないのか?
主人公サイドに入れ込んで読みたいから
こういうあっちこっちに話が飛ぶのは苦手なんだよなー.
読んだけど.
でもこのオチというか最後のアレはちょっとなぁ.
遺産というか財宝というか,
なんでそのチョイスになったんだ,と.
問い詰めようとは思わないけどな.
うむぅ. -
ふむ、なかなか面白かった。今回はキャラが良かった。カイが可愛かった。話も拙い部分はあるものの概ね群像劇として上手くまとまっていた。
ファイとカイの物語をもっと読みたいと思ったので続刊を期待しちゃいますけどどうなんでしょうかね……。 -
何がどう転ぶか分からないハチャメチャ群像劇! 今のラノベ界ではウケないかもしれないけど、私は好きだ。バッカーノ!やデュラララ!!が好きな人にはオススメ。
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なんかバタバタっと展開してゴチャゴチャっと終わる感じ
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ダディもの、が一番近しいか。
少し場面場面が離れすぎてて混乱する場面もありはするけど、まあ、わるくはないと思った。
特殊能力もなく、普通とはいいがたいけど厨二じゃない登場人物たちって久しぶりに見た気がする。
・・・どんだけ偏ってるかな>自分