- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048865210
作品紹介・あらすじ
ブレイン・バースト内を暗躍する謎の組織≪加速研究会≫。その総本山≪東京ミッドタウン・タワー≫の頂に鎮座する、≪大天使メタトロン≫。完全無敵の神獣(レジェンド)級エネミーによって守護されている≪加速研究会≫を打倒するため、七王会議が開かれた。
そこで導き出された秘策とは、シルバー・クロウの新アビリティ≪理論鏡面≫獲得作戦だった。
メタトロンの放つ絶対即死極太レーザーにも耐えるアビリティを習得する命を受けたクロウだが、≪心意技≫がイマジネーションによって生み出されるのに対して、≪アビリティ≫は行動をトリガーに発現する。そのため、今までのハルユキの強いイメージだけでは、≪理論鏡面≫アビリティは習得できない。
いっこうに糸口が見えないハルユキに対し、≪アーダー・メイデン≫こと四埜宮謡が哀しい過去を語り始め──。
第15回電撃小説大賞<大賞>受賞作の11巻。2012年4月よりTVアニメ放映開始!
感想・レビュー・書評
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シリーズ第十一巻、七王会議の場で災禍の鎧の浄化も認められ、加速世界からの追放を免れたハルユキだが、それもつかの間ISSキット打倒のために〈理論鏡面〉なるアビリティの獲得を目指すことに。謡の過去に触れつつアビリティ獲得への糸口を掴もうとするハルユキの前に現れたのは、巷で話題のレベル1ニュービー〈ウルフラム・サーベラス〉だった。
災禍の鎧編もひと段落し、新たなライバル?との対戦をきっかけに原点に立ち返るという展開で、久しぶりに対戦格闘ゲームとしてのブレインバーストを意識させる話で楽しめた。ブレインバーストで過ごした時間の長さから大人びた言動をするキャラクターたちが多い中で、特異な境遇から年相応のあどけなさを見せる綸ちゃんは相変わらず魅力的、文化祭イベントには期待できるのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
永久追放な処罰をまぬがれたハルユキは
その会談の場に研究会の幹部がいたのでは?
と疑念を抱く。
一方、実力によらず高い能力を植えつける
〈ISSキット〉撲滅のため
そのメインサーバーがある場所の
攻略を行うことにした加速世界の王たち。
そこを守る〈大天使メタトロン〉を倒すには
あるアビリティが必要なのだが
それを獲得できるのはハルユキだと言われ…。
とにかく、みんなで修行でーす( ^∀^)
現実世界でハルユキの家に集まって
なんかワチャワチャしているシーンも
意外と好きだったりする。 -
加速世界に生きる少年・少女の物語の第11弾。
災禍の鎧浄化時に現われた大天使メタトロンを打倒するために七王会議が開かれ、その白羽の矢がたったのがクロウだった。
それの策を会得するために色々やっている時に、レベル1のリンカーが現れた!
災禍の鎧シリーズが終えて、新シリーズが始まりましたね。
シリーズ序章としては満足。
ニコもパドさんもでてきたし、新たな敵も出てきたしね。
これからの展開に期待大! -
バトル物の王道展開。
強敵を倒すと、次の強敵が出現。ちゃんとセオリーを守ってる。
で、それでまでの伏線をメチャメチャ拾ってる。
ホントにちょっとしたことが伏線になってたりするので、油断ならない。
この巻から新展開。
新しいアビリティだったり、新しいライバルだったり、小さなことだと文化祭だったり、次の巻以降への気になる引きがたくさん。
ということで、次も楽しみ。 -
Wが出てくる話。
電熱線にして焼き切ってしまえ。 -
物理無効か…先が長そうです
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鎧の干渉から開放されたハルユキに、賞金首にしようかとしていた王たちが、新しい技を習得するように命じる。
それは本来いるはずのない場所にいるものを退治する作戦に必要不可欠だという。
もしも鎧がまだハルユキに残っていたとしたら、王たちの間でどんな風に意見が割れて、どんな決断をされたのだろうと思ってしまいました。