罪さえも甘くとろけて (B-PRINCE文庫)

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  • アスキー・メディアワークス (2012年6月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (290ページ) / ISBN・EAN: 9784048866347

作品紹介・あらすじ

幸は既婚者となった昔の恋人・紀嗣と再会し、再び彼への想いを募らせる。しかし彼の秘書・支倉が現れ。

感想・レビュー・書評

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  • 身を切られるような思いをして別れた元恋人との思わぬ再会から始まる、八年越しの不倫愛をベースにした三角関係もの。
    千島さん2作目となるこの作品は、ご自身があとがきで”普遍的な迷いに挑戦した”と書かれた通り、BLではあまり歓迎されないテーマに正面切って立ち向かった意欲的な作品だと思います。

    周りが見えなくなる程の恋の熱だったり、相手を傷つけ、全てを壊しても自分の思いを遂げたいという業の深さだったりをリアルに描いている感じ。

    傲慢×健気というわかりやすい構図でないのも新鮮だったし、妻を巻き込んだ修羅場展開に持ち込まずに決着するのも良かった。

    キャラクターに魅力があるとか、泣けるとかでは無いし、ご都合主義な部分は否めないのだけれど、不思議と読後感が悪くないのは、文章の上手さと、作者が登場人物達に愛を持って描いているからなんだろうなぁと思ったり…。
    次の作品がどんなお話になるのか、ちょっと期待したい作家さんです。

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