ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.87
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  • (99)
  • (14)
本棚登録 : 12695
レビュー : 1485
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048866583

感想・レビュー・書評

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  • 人が死なない、古書にまつわる日常ミステリィ。
    本のことは当方もあまり詳しくありませんが、作中に出てくる作品はどれも素晴らしく思えて手に取ってみたくなります。
    本にまつわる依頼やトラブルを解決しつつ、ヒロインの家族にまつわる謎が少しずつ見えてくるという展開。
    続きがすごく気になる終わり方でした。
    なるほどなぁ、だから王様の耳はロバの耳なんだね…と納得。

  • 古書に関わる人の持つ謎、そして登場人物の過去が語られる。そこには、家庭のこともあり、読み手の心にちくちく来るものがある。過去と向き合い、過去を清算し、前に進めるのか。過去というものが本書の大動脈としてあったような印象を受ける。
    栞子さんの母親の謎も気になるところ。

  • 高価な稀覯書や珍しい古書にまつわる謎や付随する人間関係のもつれを解きほぐして最善の道へと導くビブリア古書堂の事件手帖の3冊目です。第2話の謎の外国童話絵本で不仲な父母娘の関係に斬り込む話の他2つは稀少本の盗難事件ですが私は高額お宝本が目当ての醜い金銭欲でなく唯々本への強い愛情故の行為だと信じたいです。でも本に限らずどんなに好きでも死んだら誰もあの世へ持って行けないものね。処で五浦と栞子さんの仲はまだまだだけど初めて酒を酌み交わしたのは一歩前進かな。「クラクラ日記」蒐集は結局骨折り損のくたびれ儲けでしたね。

  • プロットを組み立てるのが上手い人だな、と思う。
    血が繋がっているからこそ、家族だからこそ、うまくいかない、ということはある。
    『たんぽぽ娘』は一度読んでみたいと思った。

  • 第二話が特に良かった。坂口しのぶは、自分が子供の頃に読んだという一冊の絵本をわずかな記憶を手掛かりに栞子に探して欲しいと依頼する。親から子へ贈られたその絵本は、ギクシャクしていた親子関係の溝を埋めていく。表面的には対立していても、やはりそこには消えない親子の絆があった。

  • ビブリア古書堂の店主である<栞子さん>と<俺>がいろんな人から持ち込まれる謎を解いていくラノベの第3巻です。本の虫のヒロイン<栞子さん>と<俺>との間に微妙な距離感を保ちつつ、<栞子さん>と謎の失踪をした母親との関係が徐々に明らかになっていきます。面白いので引き続きこのシリーズは追っていきたいです。

  • ★4.0
    シリーズ3作目。今回も栞子さんと五浦さんの微妙な関係が微笑ましいけれど、それ以上に栞子さんの母・智恵子さんのことが気になる1冊。少し近付けたかと思うとフッと遠くなる、何とも謎が多すぎる智恵子さん。栞子さんに蟠りが多分にあるけれど、いつか二人が会える日が来ると良いな、と思う。それは決して夢物語ではなく、しのぶさんや聡子さんを通して家族の関係性が色濃く描かれ、まるでその日の準備をしているかのよう。それはそうと、またも読みたい本が増えてしまった…!中でも、「たんぽぽ娘」は近いうちに読んでみたいと思う。

  • 面白かった。栞子さんと大輔の今後が気になります。

  • 鎌倉の片隅にひっそりと佇む古書店「ビブリア古書堂」。その美しき女店主は奇妙な客が持ち込む謎と秘密を、古書の頁をめくるように鮮やかに解き明かす。実在する古書に関する薀蓄や人間ドラマを丁寧な筆致で綴ったミステリ。

    『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)
    ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)
    タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの
    宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)
    『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)

    さぁ,どうなる!?

  • "北鎌倉にあるビブリア古書堂を舞台にしたミステリ小説。古書にまつわる様々な物語をよみがえらせ、小説の中の登場人物たちの家族模様も絡めて読者を引きつける。
    私の育った実家近くの地名が多く出てくるのもうれしいので、これからも新作が出るたびに購入するだろう。人生の楽しみがまた一つ増えた。"

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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