ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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レビュー : 1483
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048866583

作品紹介・あらすじ

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。
人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることもある。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき──。
彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。
これは“古書と絆”の物語。

「アルティマエース」(角川書店)、「good!アフタヌーン」(講談社)2誌でのコミック版の連載も決定しました。

感想・レビュー・書評

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  • 3巻まで読んでなんとなく傾向をつかめてきました。前巻での気になる点をプロローグで回収、序盤の気になる点をその巻の内に後半でしっかりと回収しつつ、エピローグで次巻へと繋げていくといった丁寧な作りで、シリーズ物でありながら次へ次へとサクサク読めちゃいますね。

  • 人が死なない、古書にまつわる日常ミステリィ。
    本のことは当方もあまり詳しくありませんが、作中に出てくる作品はどれも素晴らしく思えて手に取ってみたくなります。
    本にまつわる依頼やトラブルを解決しつつ、ヒロインの家族にまつわる謎が少しずつ見えてくるという展開。
    続きがすごく気になる終わり方でした。
    なるほどなぁ、だから王様の耳はロバの耳なんだね…と納得。

  • 次から次へと本の事件が起こったり持ち込まれたり。それを解いていきつつ、栞子自身の謎や問題が解かれていく。見事としか言いようがない。
     今後が楽しみ。

  • この巻に収録してある話は以前ドラマで観たことがあるものだった。第一話と第三話が面白かった。この巻を読んで、「たんぽぽ娘」の結末が気になった。

  • 本の知識のない五浦大輔と、ビブリア古書堂主人篠川栞子の物語第三弾。
      古書会館での販売で別の古本屋が買い取った本の束から一冊が無くなった。疑いをかけられた
     栞子。ビブリアの客で妻と別れた男が『たんぽぽ娘』を盗ったのだった。
      ビブリアの客である坂口夫妻。夫は前科があり、妻は母との確執がある。妻が子供の頃に読んだ
     絵本を巡る話。母娘の絆が戻るきっかけになる。
      母の同級生である資産家の娘からの依頼。宮澤賢治の『春と修羅が』紛失。古書を寄付する予定
     を聞いた兄と兄嫁が盗んだとされたが、夫婦の息子昴が犯人だった。賢治の手直し本であり、娘の
     父から孫の昴に渡されるものであったが、同級生が渡さずにいたものだった。

      いなくなった母に、栞子の妹智恵子がMAILを送っていた。これからの展開は?

  • シリーズ読み。

  • 『王様のみみはロバのみみ』(ポプラ社)・I◆ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)◆『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』◆宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)◆『王様のみみはロバのみみ』(ポプラ社)・II

  • 古書に関わる人の持つ謎、そして登場人物の過去が語られる。そこには、家庭のこともあり、読み手の心にちくちく来るものがある。過去と向き合い、過去を清算し、前に進めるのか。過去というものが本書の大動脈としてあったような印象を受ける。
    栞子さんの母親の謎も気になるところ。

  • 高価な稀覯書や珍しい古書にまつわる謎や付随する人間関係のもつれを解きほぐして最善の道へと導くビブリア古書堂の事件手帖の3冊目です。第2話の謎の外国童話絵本で不仲な父母娘の関係に斬り込む話の他2つは稀少本の盗難事件ですが私は高額お宝本が目当ての醜い金銭欲でなく唯々本への強い愛情故の行為だと信じたいです。でも本に限らずどんなに好きでも死んだら誰もあの世へ持って行けないものね。処で五浦と栞子さんの仲はまだまだだけど初めて酒を酌み交わしたのは一歩前進かな。「クラクラ日記」蒐集は結局骨折り損のくたびれ儲けでしたね。

  • 勢いがついてるから読めちゃうんだけど、ミステリー物としては辛くなってきたかな。また、ちょっとキャラに変化があるような気もします。次巻でどう纏めるんでしょうか。あと、もう少し詰めて発刊してくれると助かるんだけど…(-_-;)

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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