金魚鉢ホロスコープ (電撃コミックス)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.29
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  • (1)
本棚登録 : 180
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048866651

作品紹介・あらすじ

ナナタは、諸事情で宿なし生活を送る元・高校生。先輩高等自由民の洋二郎、富士との暮らしにも慣れ始めたある日、ナナタの前に謎の少女が現れ、とんでもない予言を告げ…!? 超絶しゃべくり系ギャグ漫画、第1巻!

感想・レビュー・書評

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  • 1、2巻

  • 表紙からはギャグまんがだと思わなかったけど、ひたすらギャグまんが。
    ホームレスの日常?どの話も中途半端な感じがしてあまり楽しめなかった。

  • 元・高校生の「ナナタ」、謎の女神「かみちゃん」、繊細なおっさん「洋二郎」、洋二郎の娘かと思われる「富士」による、ホームレスコメディ。

    ジャケ買いしただけあって絵はとても可愛らしくて好きな感じ。

    ただ話の大筋がよくわからず、コメディにしてもボケとツッコミが激しく入り乱れていて色んな方向を向いている(?)ので、よくわからないというのが正直な感想です…。

    洋二郎の前半と後半の体型の変わりようが気になるところ…(笑)

  • たぶんその内、荒川の住人と邂逅する...

  • ありがちな雰囲気漫画かなと思いつつ買ったらこれが結構面白かった。

    ホームレス高校生とその周りの人たちと神さまの話。日常コメディかな? 神さまであるかみちゃんは主人公にお告げをするために現れたとのことだが、それは前半で解消されてしまい残りはなぜいるのかわからなくなってしまっている。日常系に話の方向性を求めるのは違うかもしれないが、最初にある程度話の軸を示している以上、多少なりとも話を転がして欲しい。とは言え、絵は上手いしギャグも面白いので、二巻が出たら確実に買うと思う。

    以下ネタバレ補足。

    実はあの予言の時点で本当に死んでいた……、みたいな展開、ないだろうけど少し期待してしまう。

  • 金魚鉢とカムバルスクラルキと言ったらもう、たっちゃんのモティーフじゃないか。

    黒澤明『どですかでん』に於ける三谷昇演じる親子のような(ここでは父娘)二人。理由は明かされていないが、高校就学を継続出来なくなった主人公が、都市を離れて路上生活に入り、彼等は出会って共同生活を送っている。というところから物語は始まる。
    或る日、主人公 見木少年は、轟音と、遠方に上がる噴煙を目撃する。まるで隕石でも墜落したみたいじゃないかと思いながら、好奇心に推され、少年は歩き出す。辿り着いた先で出会ったのは、浪々と昇る砂煙、陥没した大地、そこに蹲る少女。『スターダスト』のクレア•デーンズの「流れ星はあたし」を髣髴させる状況だが、少女は「私は神です」と言う。以後彼女は「かみちゃん」のニックネームで親しまれ、路上生活コミュニティーに受け容れられてゆく。この神を名乗る女神は、プロヴィデンス風黒色円盤を頭に戴いていおり、おそらくはイシスやエレキシュガル系統の女神であろう、彼岸と此岸の閾を、屈託なく越えて行く。

  • 原っぱ+川+水車+廃車両+ホームレス3人+かみちゃん。の、明るい野外生活。

    いたるところに小ネタがちりばめられていて、それがところどころツボに入って「ぷっ」と吹き出しちゃう。
    モナリザのネタが好きでした~

    どうしてホームレスやってるんだろう?とか細かいことは気にせず楽しむ作品。
    初読は面白かったです。が、次巻は読まないと思います(^-^;

  • 面白いorつまらん、の二択なら、十秒の間を置いて面白いを選ぶであろう内容
    独特のシュールなテンポで、「ブフッゥ」的な笑いを獲りに来る
    主人公が、ちょっとばかし他のキャラに喰われ気味なトコも良い

  • “「かみちゃん………二郎さんと富士ちゃんは見当たらない……ということは
    俺は2人を助けることができたんだな?
    …そしてここが死者の世界…ってところか」
    「ブー☆物置の中でしたー」
    「ここでボケとか求めてないんだよ!その半笑いむかつくわ!!
    はー…しかし三途の川もないとは…
    見渡せども闇 闇…これからずっとここにいるしかないのかー…」
    「? ここから出られるよ?」
    「へ!?それってまさか…!?」
    「うん生き返れるよ」
    「さらっと言うなよ!そんなことできるのか!?」
    「そのために来たからね!」
    「初・耳・だ!」”[P.32]

    面白かった。
    ホームレス生活にあっさり馴染んじゃうかみちゃん可愛い。
    半笑いの表情が絶妙。

    “「ごめんなさい悪気がありました」
    「悪気が!?」
    「うん。」
    「正直に言えば許されると!?」
    「じゃ じゃあ 土下座…しましょうか」
    「土下座ァ!?いらねえヨ!どこで覚えたんだよ!」
    「土下座!しましょうか!」
    「だからいいって!近づいてくんな!」
    「土下座したいなあこの青空の下で」
    「土下座ってそういうものじゃないよ!?リゾート気分は捨てろ!」”

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