鴨川貴族邸宅の茶飯事 恋する乙女、先斗町通二条上ル (メディアワークス文庫 は 1-3)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
2.74
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  • (34)
  • (28)
本棚登録 : 489
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048867054

作品紹介・あらすじ

京の風情あふれる鴨川ぞいをそぞろ歩き。するとその貴族邸宅が見えてくるでしょう。あなたは優雅な四人の執事たちに迎え入れられるはずです。優しさにじむ笑みの遠矢、鋭利で奔放な晴、穏やかで優美な瑪瑙、静謐にして清冽な真。彼らはあなたとともに笑い、そして悲しんでくれます。ですが彼らにはお気を付けください。抑圧されたあなたを解き放ち、京の町へと誘うからです。まるで恋人のように。え?何に気を付けるのかですって?それは彼らが隠している大きな秘密に、です。

感想・レビュー・書評

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  • 最後の九条と桜の話はよかった。
    途中で投げ出さずによんだかいがあったかなと思えました。
    しかしそれ以外が微妙。
    特に三つ目の朱雀院の話が個人的には一番ないなーと。
    オチが微妙すぎる。あれで本当に納得するの?と思わずにはいられませんでした。
    あと、腐女子の定義が「二次元にしか恋できない人」になっているのが気に食わない。
    腐女子って男同士の恋愛が好きな女子をさす言葉だったはず。いつのまに意味がかわってしまったのと思わずにいられません。
    終わり方的に続編がでそうな終わりだったので、拳正と衣麻の関係は次に持ち越しするのかな。
    そこの関係については気にはなりますが、多分続編でても買わないだろうなと思いました。

  • 2012年7月14日読了

    1章の時点では、この物語がどういう話なのかサッパリだった。「恋愛モノかと思ったけどちょっと違うのか?」と疑いながら読んでいくと、2章で明かされる彼らの真実に納得。この設定はなかなか面白いと思う。
    折角のバトラー・オブ・ザフォーも皆口調が一緒なので、個性が埋没しすぎてて検討つけるのが大変。せめて執事同士の会話は通常の喋り方でいいんじゃないだろうか。ぶっちゃけ鬱陶しく感じる個所もいくつかあった。勿体ない。
    あと、京都である意味はあったのか?
    とはいえ、今後この話がどんな風に転がっていくのかはちょっと興味がある。
    シンデレラ・コンプレックスを抱える女性だけでなく、男性にも女性の気持ちがなんとなくわかる本になっているかもしれない。

    あと、あとがきよんでイマイチ受け入れがたい違和感の正体がわかった。少し押し付けがましいとこがあるんだな、きっと。あとがきがまんまそんな感じなんだよね。

    最後に、腐女子という言葉の使い方が間違ってた。
    近頃は幅広く使われてしまうようになったこの言葉。間違って認識している人が多いけど、著者もどうやらそのようだ。ただ2次元に恋するだけじゃ腐女子とは言えないということだけ、言っておこう。

  • 内容が変わっていて面白かった

    • yhanachanさん
      とーさんです。これから読みわな
      とーさんです。これから読みわな
      2013/04/14
  • プロローグ感が否めない。
    京都である意味も、執事である意味もいまいちわからなかった。
    正直、微妙。

  • 表紙買い。
    舞台が京都。執事。設定が面白そうなのに活かせていない。

  • 表紙買いでしたが、いろいろ勿体なと。まず京都である意味ないですよねー?恋愛ものとしても薄いし、執事萌えも薄いし。何が一番書きたかったのでしょうか?プロローグだけで一冊費やしてますよ?
    見習いとお嬢様の関係も分かってるので、続編が出ても買わないな。
    あと、腐女子の使い方間違えてます。文筆業なのですから、言葉は正しく使うべきでしょう。

  • 突拍子もない設定とかは許容できるのですが、執事の言葉遣いがちょっと耳障りな感じだったり、京都全く関係なかったりするところが気になりました。
    恋愛小説として読むと恋愛部分が弱すぎるし、執事萌え小説としてもあまり魅力を感じられませんでした。

  • 舞台が京都である意味はどこにあるの?執事だからって成人男性があのしゃべり方って痛々しすぎない?とまず思った。
    恋愛に対する世界観は面白かったですよ。女性の強さを軽んじ過ぎてて、最終的にはやられてんじゃん?な構成になってるのも良いかと。
    恋愛各論は自分の心にぐさぐさ刺さるところもあったり。傷付きたくない…もんだよね。
    うーん…執事萌えのフェティズム小説に寄りすぎてなければよかったのになぁ…

  • いやーこれは合わなかったなぁ。しんどくてパラパラ読み飛ばしたけど、最後まで読んだ意味もあんまりなかった

  • k

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著者プロフィール

福井県出身。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫にてデビュー。『マリシャスクレーム』『鴨川貴族邸宅の茶飯事』『舞妓さんと怪盗大旦那』など著作多数。小学校入学までを石川県金沢市で過ごす。東京に出て作家デビュー後、とある事情から京都に移り住む。現在は長野在住。

「2017年 『装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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