ご主人様は山猫姫 (10) 北域王雄飛編 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 102
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048867092

作品紹介・あらすじ

北域行幸に仕掛けられた周到な罠。菰野一派は邪魔者である皇帝を排し、その罪を晴凛に着せようというのだ。だが、悪巧みに関しては天才的な伏龍が、その悪事に気付かぬはずがない。さらに裏をかく皇帝救出計画を立てるのだった。一介の青年が皇帝と対面を果たすというのは歴史的な出来事。ここで北域王と認められれば、天下の情勢は一変する。今滅びゆかんとしている帝国を救う千載一遇のチャンスなのだが、果たして間に合うか。かくして晴凛、シャール、そして勝手についてきたミーネたちが、帝国の悪党たちと対決することに!?大人気シリーズ、第10弾。

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    皇帝救出編と南域遠征編といった内容だ。
    幼い皇帝は決して無能な人間というわけではないようだ。周囲の助言を聞き入れ、自ら戦場へと進む勇気を持ち合わせているようだ。
    帝都の直前まで追い詰められた帝国軍は北域国の援軍と皇帝の登場で息を吹き返した。そしてはじめは単なる飲ん兵衛だった伏龍が帝国軍の軍師となり、南域軍の崇鳳と決戦だ。
    今はお互いを知らないが戦いの中で気がつくことがあるのだろうか。

  • 王族の髪の毛はピンクだった。

  • よんで元気が出る。素直に面白い!
    (ただタイトルがね…中身とイマイチあってないような…
    まあ仕方ないね。これがラノベだ)

    高校時代に熱中した陳舜臣の十八史略や孫子を思いだす。
    骨太の筋書きと巧みな人物描写をしてくれているのがうれしい。

    後書きを読むと、戦闘シーンとお色気シーンと、それぞれ描写・シナリオ担当がいて、チームで書いてるらしい。なるほどいいチームワークになってる。

    春日歩のイラストも、メリハリが効いていてこの物語と合ってる。成功カップリングかな。

    中国酒のみながら楽しむのに吉。
    展開期待。

  • 皇帝の暗殺計画を逆手にとって皇帝を保護、共に南域の反乱軍にあたる。今回一番活躍したのは伏龍かな。晴凛の弓も出てきたし。
    聡凛ともぶつからずにすんだし、北域側のいいように話が進んでいる。次巻はいよいよ反乱軍との激突だな。
    ミーネ姫とムルトの対決があると楽しいかも(^^;

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著者プロフィール

たかみ・かずゆき。1958年静岡県生まれ。元・埼玉県警勤務。00年電撃文庫から『時空のクロスロード~ピクニックは終末に』でデビュー。異世界ファンタジー、スペースオペラ、第2次大戦をベースとした架空戦記、学園コメディなど、幅広い作風で、既刊50冊以上を数える。

「2010年 『飛べ! ぼくらの海賊船 (2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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