僕と彼女のゲーム戦争 (4) (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 194
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048868891

作品紹介・あらすじ

前回の雪辱を果たそうと、ライバルの駿河坂学園電子遊戯研究部から挑戦状が届く。部長・天道をはじめとした現代遊戯部の面々は、その挑戦を喜んで受け、決戦へ向けて動き出す。岸嶺も猛特訓を始めるのだが、思うように上達しないことに不安を覚え、ある決心をする。それは、強者どもが集まるというゲームセンターでの武者修行なのだが…。

感想・レビュー・書評

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  • 今回はテーマがストリートファイターⅣということで、これまでの作中で扱ったゲームのように雰囲気や流れを楽しむというよりもテクニックを覚えスキルを向上させることが中心になっている。
    ストリートファイターシリーズって全く触ったことなければそもそも格ゲー全般が苦手な人間からすると今回の話はちょっとちんぷんかんぷんでした。
    ただ、最後の白滝との戦いでは技の読み合いが中心になったお陰で結構楽しめたんですけどね

    追記
    改めて読むと物語というよりも解説本のような気がしてしまう内容。ただ、その長い解説の先に白滝との戦いが待っているからこそ、ラストバトルが盛り上がると考えることも出来るのか

  • ゲームの題材にするなら格ゲーは避けられないポイントだよね。
    ただ、自分はほぼ格ゲーをやったことがないから、主人公と同じ初心者目線だったな。
    色々なテクニックは格ゲーの奥深さを感じさせてくれて、感心し通りだった。
    それにしても主人公の岸嶺が他校にフラグを立てたな。ただでさえ、幼馴染とハーフの転校生が衝突しているのに全く気づきやしないよ。まあ、ラノベの摂理だな。
    最後のおまけの格ゲーのプログラミングは関心させられたな。ゲーム業界のプログラマーはそこまで考えないといけないのかと思ってしまったよ。
    [more]
    男子高校生が女子高校生の夏服に目を奪われるのはしょうがないよね。自分もそうだったよ。
    それにしたって、毎回、思っていたけどイラストがエロ過ぎだよ…

  • 今回は格ゲー一本ですね。
    格ゲーはなぁ…。
    そもそも近所にゲーセンが無かったし
    友達んちで格ゲーやってもカモられる展開で。
    結局やり込まないと辛いものがあるよな。
    そもそもコマンドを覚えないのが問題なんだろうけども…。

    次回、ドキッ!女だらけの現地合宿(ポロリもあるよ?)

  • ガッツリ格ゲー回。FPSより盛り上がりは少なかったけど触ったことがあるジャンルなだけになかなか楽しく読めた

  • 私も主人公同様にスーファミのスト2くらいしか遊んだ事のない格ゲーレベルですが…なるほど、わからん。
    でも格ゲーマーの本気度は伝わってきました。

  • ようやくプレイ経験のあるゲームが出てきた。もちろんⅡの方ですが(笑)コマンド式は苦手で昇竜拳を出そうとして波動拳が出る岸嶺の気持ちはよく分かる。ていうか狙って出すなんて無理です(笑)格ゲーに近いものは最近プレイしたけど、上手い方々の試合を見てると何が起こってるか分からないけど面白いんですよね。あまり出番のなかったセガ無双なみやびちゃんは他レーベルだが某弁当争奪戦ラノベの方々と話が合いそうですな。そういや今回はラッキースケベがなかったな(笑)

  • 実在するゲームを元ネタにしてて、過去作品なんかはわりとそのゲームがやりたい、とおもわせる出来だったけど、今作はややこの部分がダウン。
    格ゲーを文書であらわすのがどれほど難しいか、ということだろうか。

    ・・・RPGを題材にしたらはやりのVRMMOかな。

  • やはり格闘ゲームを文章で表すのって難しいですね・・・。

  • 女子ばかりのゲームサークルに招き入れられた、初心者男子プレイヤーの日常。まるまる1冊が「ストリートファイターIV AE」の攻略体験談。

  • 格ゲーは難しいなというのが最初の感想。
    作中にいくつもの専門用語が飛び交い、混乱してしまった。
    しかし、読み終わった後は対戦動画を見てみようと思ってしまったのも事実。
    FPSと同じようにとっつきにくいジャンルなのでこうして小説の中に取り入れるのは悪くない試みだと言える。

    今回は前巻のような恋のさや当てがあまりなかったのが残念。
    ストイックなゲームを扱っていたので内容も硬派にしたのだろうか。

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著者プロフィール

第2回富士見ヤングミステリー大賞〈準入選作〉「タクティカル・ジャッジメント」でデビュー。代表作に「火の国、風の国物語」や「僕と彼女のゲーム戦争」(電撃文庫)などがある。

「2020年 『人生∞周目の精霊使い 無限の歴史で修行した元・凡人は世界を覆す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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