ミニッツ (3) ~神殺しのトリック~ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.64
  • (4)
  • (7)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 107
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048869799

作品紹介・あらすじ

守垣内兄妹とのゲームバトルに勝利し、迎えた夏休み。相上櫻と琴宮遙は『お弁当対決』という名のイチャラブバトルを繰り広げては互いに赤面する、傍から見ればバカップルにしか見えない相変わらずの日常を過ごしていた。そんなある日、穂尾付図書館が謎の集団に占拠される。人質として囚われた琴宮彼方と波名城アザミ。相ヶ瀬茉莉からのSOS。彼女達を救うため、櫻が創作遊戯研究会の指揮を執る!トリックとロジックが交差する学園騙し合いストーリー第3弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「クレタ人の朗読会」は確かにルール見たらすぐ必勝法分かっちゃいますね…しかもよりによって論理学の本を選ぶとは。芽明ちゃんはちょっと…こういうタイプのゲームに向いていない気がしてならない。というか最早立派な噛ませキャラになりつつあるのではないだろうか。がんばれ。
    しかしアザミちゃんの人形、夏凪のやたら「男らしさ」に拘る言動等々…気になります!

  • なかなか面白かった。
    けど明芳がってのが納得いかぬ…。
    ちょっとこじつけっぽいような。
    ただ、アザミについてはまだ何も明かされていないのでその辺りが見えてくるとこの辺の答えも自ずと見えてくる…のでしょうか?

    よもぎちゃんの能力は前の巻で予測した通りっぽいですね。面白い反動で好きです。

  • 今までの巻で無理があるのではと思っていた設定が仕様だとわかり納得。
    神話を組み込んでいる設定が好み。

  • ミニッツの反動を武器に変えるやり方はさすがだと思う

  • 今回も絶妙な駆け引き!心理戦が楽しい。

    ただ、ちょっと主人公櫻君が、はーれむすぎる!!激しく裏山だ!

  • 1巻、2巻と比べると少し落ちるかな……

    キャラの魅力は安定しているし、物語もいよいよ「異能」の根幹に迫りはじめて目が離せない感じ。
    ただ、肝心の思考ゲーム「クレタ人の朗読会」が微妙。

    例題。
    A「長いトンネルを抜けるとそこは沖縄だった」
    B「夜の底が白くなった」

    はい、間違っているのはどちらでしょう?
    これって結局は知識を競うゲームになってしまう。作中では仲間内での相談あり、ただし相談内容は相手にも公開、というルールを付け加えることで、盤外の戦いがメインになってしまった。それはそれで面白いけど、せっかくのゲーム部分が生きていなかったなと。

    「せぬゆえー!」がよかったね。これは3巻だからこそできる描写。
    1巻、2巻でしつこく繰り返したギャグネタを、ここぞという場面でシリアスに使うというのは、シリーズものの醍醐味です。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1981年大分県生まれ。2012年、第18回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞した『ミニッツ ~一分間の絶対時間~』(電撃文庫)でデビュー。初の一般文芸作品『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(ともにハヤカワ文庫JA)を同時刊行して、大きなヒット作となる。ほかに『ラテラル ~水平思考推理の天使~』(電撃文庫)、『正解するマド』(ハヤカワ文庫JA)など、トリッキーなアイデアを武器とした作品を得意とする。

「2021年 『アイの歌声を聴かせて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乙野四方字の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×