キノの旅XVI the Beautiful World (16) (電撃文庫)
- アスキー・メディアワークス (2012年10月10日発売)
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感想 : 118件
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Amazon.co.jp ・本 (254ページ) / ISBN・EAN: 9784048869805
作品紹介・あらすじ
「ボクは昔、一生海を見ることなく過ごすのかと思っていたよ、エルメス」キノが感慨深げにそう言うと、エルメスと呼ばれたモトラドが、軽い口調で返す。「まあ、この世界に住む、ほとんどの人がそうじゃない?」「そうだね。城壁の外に出る人の方が少ない。それは、旅をしてよく分かった」「もっとみんな、城壁の外に出て行けばいいのにねえ。この世界の人間は、どうも“ひきこもり”がちだよ」「“この世界”ってことは……、エルメスは、別の世界を知ってるのかい?」「さあ? そんなの、あるの?」「聞いたのはボクなんだが……。まあいいや。――」(「死人達の国」)他全10話収録。
みんなの感想まとめ
多様な物語が織りなす旅の魅力が詰まった一冊で、読者は心温まるエピソードや切ない展開に引き込まれます。特に「血液型の国」や「恋文の国」といった話は、意外性や感情の深さを持ちながら、思わず考えさせられる内...
感想・レビュー・書評
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中学からの愛読書
年もとるわけだ。
スーッと読めてよかった。
あとがきのネタがまだあるとこがすごいよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フォトの日々。2話収録。
フォトのまっすぐさに、すごくほっこりする話ばかりだから好きなんだよなー -
久しぶりにキノの旅を読みました。一番好きだったのは「血液型の国」。展開は読めちゃうけど面白かったです。「恋文の国」も切なくてしんみりする良い話でした。あとがきまで面白く読める小説って素敵だと思う(笑)。
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「育てる国」、「飲酒運転の国」、「血液型の国」は、社会問題や文化への風刺・皮肉がきいていて面白かった。
現実の飲酒運転の規制が緩いのも、この国と同じくらい馬鹿げたことなんだけどなぁ。
「死人達の国」は、相変わらずの発想のおもしろさ。
ゾンビで溢れた国の殲滅作戦に参加するキノ。
掃討が完了し、歓声に沸く人々の中で、ゾンビに襲われかけた兵士が一言。
「人類の敗北だ。」
果たしてそれはどういう意味か?というお話。
実際、ゾンビの真実がああだったら、私はどうするだろうか。
「恋文の国」は、喜びと悲しみを綯い交ぜにた感じが「キノの旅」っぽい。
しかし、前巻に始まった「フォト」のシリーズは、おもしろいことはおもしろいのだが、「キノ旅」らしさはない。
別作品にするべきというほどではないが、なんとなく違和感を感じる。 -
旅する者と、しない者
【内容】
再登場のフォト。やっぱりこれから準レギュラー化か。
【感想】
わりとふつうの小説になってきたような気もする。
(2013年03月25日読了) -
久々のキノの旅。
今回は「フォトの日々」も2編収録、いつもどおりシズ様の話も1本で、
ちょっとアンソロジー?的でキノの影ちょっと薄かったかも;
が、巻末の「フォトの日々 残されたもの」は、震災から2年の
今日読んだことに運命を感じるような話で泣けました…
最後の1ページもまた泣ける。
また、「血液型の国」は最近ニュース記事か雑誌記事かで
血液型の自分勝手な記事を読んでイラっとしたばかりだったので
スカっとしました。ホント、診断なんてこんなもんだよね!
あと、「恋文の国」はお約束でbが巻頭、aが本文ですが
aの最後の1行、bの最初の一行の意味がわかると泣けます。 -
数年ぶりに読んだが、変わらずに面白かった。最後まで読んでから、カラー口絵の恋文の話を再読して、けっこう伏線いっぱい張ってたんだなーとちょっと感動したり。
キノがちょっといいやつになってて驚いた。前はもっと冷たいというか、良くも悪くも無関心だった気がしたんだが。
あとがきはとてもよみにくかったけどな! -
●「昼と夜がある国」、「転がっている国」、「恋文の国・b」、「死人達の国」、「育てる国」、「飲酒運転の国」、「血液型の国」、「恋文の国・a」、「見えない真実」、「残されたもの」を収録。
●ティーがシズ様の元を離れるなんてないだろうね。 -
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2015年1月30日
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キノの旅の16巻。キノやシズ、師匠たちの話も面白く、巻を重ねるごとに面白さが増している感じがします!
前巻から登場のフォトのお話もこれまでの流れとは違うけど、とても心温まるお話^_^
オススメ! -
読んだ
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キノがあまり出てこない!
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「ポプラ通りの写真屋」フォトとモトラドのソウの物語も、軌道に乗ってきました。「フォトの日々「見えない真実」」と「フォトの日々「残されたもの」」と題された章では、写真によって傷つくひとがいるかもしれないという問題が、本作らしいストーリーのなかに織り込んで語られています。
もちろんさまざまな意見が出来する問題であり、フォトのくだした答えが唯一の正解ではありません。問いかけをオープンなかたちにしておくのも一つの可能性としてはありうるでしょうが、フォトのキャラクターを明確にするうえでは、一定の答えを彼女にえらばせたことは、悪いことではないと考えます。 -
旅行の新幹線の中で読みました。ただでさえ旅行でうかれた気分の中、大好きなキノの旅シリーズをお供にしたのでとても楽しかったです。
以前は発売してすぐに買っていたのですが、恥ずかしながらローマ数字が読めなくなってきてしまい購入をさぼっていましたが、このブクログに登録を始めたのでまた収集を再開しました。こちらはキノの旅シリーズの16巻になります。
16巻になっても、相変わらず楽しいです。私はこの作品の風景の描写がとても好きです。自分自身がその国に旅しているような情景が頭の中に浮かんできます。そうするともう止まりません。一気に読んでしまいました。
色々な意味で印象的だったのが「飲酒運転の国」。自分自身の概念を出来るだけ捨てて、飲酒運転をスポーツとして楽しむ人達の気持ちをがんばって想像してみましたが、想像できなかったです・・・。私はお酒はダラダラ飲みたい派なので、わざわざ運転してカーレースしたりクラッシュしたくはないな。。
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「死人達の国」のことの真相(エルメスによる仮説)がSIRENと同じで面白いと思った。実はゾンビは素晴らしい世界を皆にも見せてあげたいという親切心から仲間にしようとするのかもしれない。 そして「昼と夜がある国」はキノを含め3団体の旅人が昼と夜が逆転した国での話を書いているが、その行動は実に彼ららしいものである。 しかしキノのやりたかったことが可愛い。
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久しぶりにキノの旅。
相変わらず面白いです。
お気に入りは「死人達の国」
ゾンビ、大好きなんですよね~。
フォトの日々は、メグとセロンのほんわか雰囲気ですね。 -
2013/1
著者プロフィール
時雨沢恵一の作品
