独創短編シリーズ 野崎まど劇場 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 森井しづき 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.84
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本棚登録 : 605
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048910996

作品紹介・あらすじ

「電撃文庫MAGAZINE」で好評連載中のユニークすぎる短編が文庫化。死体を探しに行く検死官、対局にペットを連れてくるプロ棋士、勇者を何とかしたい魔王、若頭、サンダーファルコン、ビームサーベル、ライオン、うげげげと喋る牛、電撃文庫の妖精等、変態的(?)な登場人物たちが繰り広げる抱腹絶倒の物語の数々。

感想・レビュー・書評

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  • シリアスな書き口が人の心を掴み、ギャグであることをつい忘れてしまう。そういうやつだ。

    この短篇集の大部分は読んで楽しい見て楽しい一発ネタなのだけど、そういうギャグの合間に新感覚をぶちこまれると凄いと錯覚してしまう。エロ漫画に1話だけいい話があるとなんか感動しちゃうような、そんな感じの。そうに違いない。俺は騙されてなどいない。でも野崎まど劇場2が出たら買う。


    特に元魔法少女女将とライオン部が背筋にぞわりと来る逸品だった。前者は魔法があると匂わせておきながら魔法は一切使わない、でも元魔法少女という設定にとても意味がある。そういう人だったから魔法少女をやっていたのだし、それが出来るくらいに女将になったということが最後の一言に濃縮されてて、俺も女将さんに貢ぎたい。理想の女将さんはここに居たんだ!という気になった。何を言っているんだろう。

    後者は語り口さえ間違ってないなら登場人物が何に血道を上げていようが感動的な話は作れるという恐ろしい代物だった。気の合う仲間と何かをがんばってやるという事事態が気持ちのいいもので、頑張る対象は部活でも趣味でも不法占拠でもなんでもいいのだ。

    ライオンの気持ちになって寝るという活動に青春を感じさせる語り口のほうが恐ろしい気がしてきた。

  • 「野崎まど劇場」は悪ノリショートショート。若頭抗争記録を外で読んでいて吹き出したw このバカバカしさは好きだ。あとはバカSFのTP対称性の乱れ、バカミステリの17万人殺人事件みたいなジャンルボケ作品は楽しみやすかった。バカバカしさを楽しむ作品ということですなw

  • 一番最初に読んだ野崎さんの本。短編集というかショートショート。
    初っ端から衝撃を受けた。
    …?……!!な、なんだこれ…。
    っていう。
    すごく阿呆でとりとめなくて底知れない。もう大好き。

  • 視点が独創的でおもしろかったです。
    こんな視点から物事を捉えることができるなんて、すごいです。
    中にはわかりにくいものもありましたが、
    全体的にはおもしろいです。

    個人的にはラーメン屋さんの話が一番面白かったです。
    公共の場で読まない方がいいです(笑)

  • やばいやばい(笑)

    三つ目で、”夢の一手”を放ったところで吹き出して、以降ずっと笑ってた気がする。

    細かいことなんて気にしないで愉しめばいいのだろうけど、それぞれ作品に合わせて文体を変えたり、フォントを変えたりしていて、野崎まどという作家の器用さとか、小説という媒体で出来ることの幅広さを体感できる。


    浅暮三文『実験小説 ぬ』の血筋はこんなところに(笑)

  • カバー裏。

  • ギャグのキレはアムリタや2などに比べると劣るものの、「その発想はなかったw」と終始楽しませてもらいました。
    個人的には銃の話とラーメン屋の話が好きw

  • ユニークすぎる短編集。どこまで許せるか、自分の器を試されている気がする。

  • 世にもカオスなショートショートの数々。私には笑いのツボが合わなかった。

  • あの将棋のやつも野崎まどだったのか!多分5ページ目ぐらいで合うか合わないか分かるタイプのラノベだと思いました。個人的には合う方。

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著者プロフィール

『[映]アムリタ』が第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞、同作品にてデビュー。『know』が第34回日本SF大賞にノミネート、『バビロン』がTVアニメ化。ほか、TVアニメ『正解するカド』、劇場アニメ『HELLO WORLD』の脚本も手がけるなど、多方面で活躍中。

「2019年 『舞面真面とお面の女 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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