たったひとつの、ねがい。 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
3.28
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  • (17)
  • (20)
本棚登録 : 551
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048911269

作品紹介・あらすじ

彼女と知り合ったのは学生時代だった。互いに心を通わせてる、そのことすらも確認しなくても分かる日々。そして今日、俺は思い切って結婚を彼女に持ち出してみた。下手に出て、お伺いしてみる。恐る恐る顔を上げて反応を確かめると、非常に希少なものが拝めた。彼女がにたにたと、ともすれば意地悪く見えるほどにやついている。つまり、良いよ、ということ?やったぁ…と、思ったその瞬間。あんな、あんなことが起こるなんて。それから、俺のもう一つの人生は始まった。

感想・レビュー・書評

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  • 好きな物は最初に食べるか、後から食べるか。
    着々と復讐を終えて行った彼だが、一切警察に追われる事はなかったのだろうか。
    事件を経験して狂ってしまったのかと思いきや、本音を聞いた時はゾッとした。

  • 後味の悪いカニバリズム、というのを知って。
    ラストは予想外で、なるほど!と。
    ところどころあったひっかかりはそういうことか!と。

    ただ思ったよりも後味の悪さはなかったなぁ。
    もっと胸糞でもっと痛々しくてもっとどんよりするのかなぁと、ちょっと期待しすぎてしまったかもしれない。そこまでグロくもなかったし。そこを期待しただけに…

    (なので評価が難しい…★4かな、3かな…うーん。

  • あらすじ、表紙からは想像できない内容で、
    グロイのに抵抗のある方は読めないかもしれない。

    それでも一気読みしちゃうぐらいグイグイ引っ張られて気づいたら読了。
    最後は謎の爽快感と気持ち悪さ(比喩ではなく)に襲われました。

    さすが入間先生、見事に騙されました。

  • ※カニバリズム注意

    あらすじと表紙はほのぼの恋愛系だったので微妙でしたが、入間氏なので購入。
    買って正解でした。
    えぐい復讐劇でした。
    最初から嘘でいっぱい。
    やはり入間氏は読む人を選ぶ。
    苦手な人は要注意。
    あらすじも表紙も暗い系なら良かったのに。
    MW文庫よりも電撃が合う気がする。

  • まさかこんな可愛い表紙でこんな内容だと思わないじゃないですか

  • 作者が入間さんである時点で表紙詐欺ってのはわかっていたけれど、まさかここまでとは思わなかった。
    「多分こういうオチなんだろうなー」っていうのを予想して読んでたら、ものの見事にその通りで笑ってしまった。嘘で騙すのは方法としてあるけれど、プロローグであそこまで盛大に嘘をつかれるとは。やられた! と思うよりも、やりすぎでちょっと萎えてしまった。
    主人公たちがほとんど喋っておらず、地の文中心で進むわりにはさくさく読めたのでよかった。ただし、その分、たびたびはいる都合のいいシーンが引っ掛かってしまって、それがすごく残念。
    キャラクターも性格濃いのに、あんまり活躍しなかったのでうーん……。
    でも、食ってるときの表現はとても上手だった。どんでん返しも、無理やり感はあったけれど、私は結構好きだった。
    個人的には、もっと復讐するまで~復讐中のシーンをもっと書いてほしかったなぁと思ったりも。

  • 表紙、タイトル、口絵から、割とハートウォーミングな話かと想像していましたが、こちらの想像を斜め上に突き抜ける内容でオドロキでした。語り口や話の作り方なんかは、いつもの入間テイストですが、ちょっとこれはいつも通りのつもりでいるとガツンと来ます。
    1つだけ注意を。グロ注意です。

  • 一章からどんぞこに落ちるような感覚。作品としての仕掛けは十分に楽しめるものであるし、独特な表現とメタファーはいつもながら楽しんだ。目次のそれにもにやりとしたし、いやあ感服。

  • 色んな意味で胸の悪くなる一冊。惹き込まれるものもあるにはあったが、最後のどんでん返しで萎えてしまった。ちゃぶ台をひっくり返せば物語の迫力が増すわけではないんだな、と実感。

  • ほんわか恋愛小説だと思ていたのに、騙された。
    表紙詐欺だ。
    てっきり猟奇的な方法で彼女を殺した男たちに対する復讐に人生を費やした男の話だと思って読んでいた。
    それでも彼女のために人生を費やした男の話というのは変わらないが。
    グルメ小説と表現するのは不謹慎だろうか?
    それにしても食べ物の恨みは恐ろしい。

    そういえば彼女が奪われたところで警察が来ていなかったよな。
    なるほどそういうことだったのか。
    最後の主人公が本当に芋虫(あるいは達磨)。
    個人的には主人公がその後、どんな人生を送ったのかの方が気になる。
    自分としてはいつもの入間さんよりもグロ多めだが、最後のどんでん返しなどはいつも通りで、嫌いじゃない。

    そういえば図説人肉全書という本があって、その本曰く「一番軟らかくておいしいのは臀部の肉」らしい。

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プロフィール

電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』シリーズなどを執筆

「2018年 『世界の終わりの庭で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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