泣きっ面にキス (B‐PRINCE文庫)

著者 :
制作 : 森原八鹿 
  • アスキー・メディアワークス
3.46
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本棚登録 : 58
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048911719

感想・レビュー・書評

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  • 話の冒頭、テンポが良くデビュー作と同じようにサクサク進むかと思いきや、後半主人公が絵を描く描写がつらつらと続いていき、停滞ともとれる冗長な流れにやや辟易してしまいました。受がずっと絵を描いている間に気が付くと二人もまとまっていてEND。受にも攻にも感情を込められないまま終わっていた印象です。結局あの絵を描く流れに何の意味があったのかわからず、最後は途方に暮れてしまいました。つかみは良かったんだけどな。

  • 三十路半ばの屁理屈男が、一回り以上年下ののんびり美大生
    に骨抜きにされていく話です。
    攻がべろっべろに甘やかしまくるんですが、受にも一応
    過去のトラウマ的なものもあって、ただののんびりさん
    とは違います。
    絵を描き始めると、取り憑かれたようになって日常生活
    もままならなくなってしまう受を、甲斐甲斐しく餌付け
    する攻が、なんとまぁ……にやにや、という感じ。

    内容も野原さんらしく、お涙頂戴がしっかりと入って
    ますが、割とライトな読み口で重すぎないところがいいです。
    絶妙に笑いのツボに入る所なんかもあって、暗くなりがちな
    展開に歯止めが掛かっています。

    ただ、個人的にイラストがイメージと全然あわないと
    いうか、正直微妙だな……と思ってしまったのと、
    桃色シーンの受の喘ぎがあんあんしすぎてて興ざめ
    だったため、★ひとつマイナスとなりました。

  • 受けを甲斐甲斐しく世話する攻めとか大好物なのだけど、諒一の第一印象の悪さが払拭できないまま終わってしまった…。

  • 前に読んだ「空の蒼」がなかなか良かったので作家買い。
    さっき読み終わった月村さんのと同じような傾向?ウダウダ生活力無しの駄目っ子系受け話だった。
    立て続けに珍しく引いて自分でびっくり中。
    こちらの方は年上保護者甘やかしキャラなので好きな人はとことん好きでごちそうさまです!状態になりそうな気がした。
    設定がツボだととことんツボだろうなー
    そんな感じ。

  • 主人公の翠は可愛いのですが諒一の最初の印象が悪過ぎて挽回できずイラストもイメージが違って残念。話は面白かったので好みの問題です。

  • ひたすら攻めが受けを甘やかす、甘ーいお話でした。こういう設定は萌えなので楽しかったです!しかし土偶な泣き顔に落ちたとは~(笑)

  • ストーリー作りが念入りで、読ませる作家さん。
    前作同様この作品も楽しいだけ、悲しいだけではなくて、さらに心に響くものがありました。
    翠がどうして目の前の幸せに気付かないようになったのか、なぜそこまで絵を描くことに没頭するのか、わかると胸が痛くなります。
    でも、翠の持つちょっと子供っぽくてぬけてる部分が、そういう痛ましさを軽減してくれるんですよね。そして、ほっとけない気持ちにさせるのです。

    互いの姉弟が結婚することになって顔合わせをした諒一と翠はその席で大喧嘩をしてしまいます。翌日謝ろうとやって来た諒一は、パンパンに泣きはらした顔の翠にズッキューンとなってしまいます。

    どうして、翠を好きになっちゃったかということが面白くて、なんだかするっと納得できました。
    相性サイアクなところから、だんだん近づいていくというのに胸キュンでした。

    諒一の気持ちにまったく気がつかない鈍感な翠は、年上男のおせっかいに口うるさいお父さんかオカンのようだと思い込んでしまうのですが、実は心のどこかで何だか心地良いものを感じたりもしているのが微笑ましいです。
    翠視点なので、諒一がほんとにオカンに感じられます。かいがいしい。身の回りのことはまるでダメダメな翠は、餌付けされてお世話されっぱなしに。ちょっと、うらやましくなってしまいましたww
    ふつうだったら、そんなに甘やかしたら堕落?しそうなんですが、翠の背負っている苦しさを考えたら、もっと甘やかされてもいいと思えます。
    登場する食事やデザートがとってもおいしそうでした。

    諒一が年上で、頑固だけど余裕のある優しさを持つ男なんです。そういうえらそうな男が、年下で絵のことばかり考えてる天然に、いつの間にかめろめろにされて振り回されて、というのがいいんですよね~

    エロ的には、今回ちょっと不満が。喘ぎ声がやたら多くて食傷気味になってしまったので。
    あと、イラストがいまひとつでした…申し訳ないけど、勝手に脳内変換させてもらいました。
    という理由の★の数です。

  • 歳の差カップル好きですvv

  • (あらすじ)
    姉の結婚相手の兄・諒一と、親族初顔合わせで大喧嘩をしてしまった翠。
    翌日謝罪するため家を訪れた諒一に、
    落ち込んで泣き腫らした土偶顔を見られてしまう。
    その顔を見た諒一は、何故かあらゆる翠の世話を焼き、甘やかし始めて!?
    しかし翠には、姉にも話せない過去のある事件から、
    幸せになることへの罪悪感があった。
    罪の意識に苛まれる翠と、溢れるほどの愛を注ぐ諒一の、歳の差愛の行方は…?


    (感想)

    佐伯諒一(翠の姉の婚約者の兄)×茅原翠(諒一の弟の婚約者の弟)


    こういう世話好きキャラ好きです。

    お互いが過去に両親を亡くして、兄弟(姉弟)だけで頑張ってきてる。
    そしてその2人の弟と姉が婚約。
    初顔合わせの時にちょっとした喧嘩になるんだけれど
    諒一が相手の性格を勝手に決め付けた台詞ばかりで
    凄く嫌なキャラだと思ってたんですが
    後々のストーリーを読んでいくと結構世話好きのいい人だった。
    そして翠の方も過去両親の死になにやら重い罪悪感を持ってるみたいで…

    そこからは読むの楽しくなって
    翠の世話をする諒一が本当にお母さんポジション
    まぁ翠は絵に夢中になると周りが見えなくなるから
    諒一みたいな人が側に居れば安心。
    過去の罪悪感も打ち明けて
    すぐには無理だろうけど少しは楽になったんじゃないかな。

    とにかく翠は諒一に面倒みられてればいんです!!

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