魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048914239

作品紹介・あらすじ

深雪のクラスメイトである北山雫が、USNA(北アメリカ大陸合衆国)に留学することになった。この時代、ハイレベルの魔法師は、遺伝子の流出=軍事資源の流出を避ける為に、政府によって海外渡航を制限(禁止)されている。にもかかわらず許可された理由、それは『交換留学』だからだ。アンジェリーナ=クドウ=シールズ。雫がアメリカに渡り、入り替わりで魔法科高校に入学したのは、金髪碧眼の留学生。彼女を見た達也は、瞬時にその『正体』に気づく。リーナの本当の姿、それは大規模破壊兵器に匹敵する戦略級魔法師「十三使徒」の一人、USNAの魔法師部隊『スターズ』総隊長、アンジー・シリウス少佐。魔法科高校にやってきた米軍最強の魔法師という『火の粉』を、達也はどう振り払うのか-。

感想・レビュー・書評

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  • 続きが気になって、Webを漁って残りの話を一気に読んだ。中々面白かった。「来訪者」とはそういう意味か。
    1、2巻の頃は独特の文章、設定描写に辟易したが、振り返ってみるとこれだけ緻密に世界観を構築したおかげでストーリーを進める為のリソースに困る事はないんだろうな、と思う。
    良くも悪くも、作者に大した知識(読書経験)、インプット(資料の読込み・取材)、経験(人生観)が無くてもアイデア一発で書けてしまうのがライトノベルの特徴だと思うが、さすがに近年の薄っぺらいイロモノほど耳目を集めやすいトレンドには少々ウンザリ。
    「設定厨」とは本来蔑称として使われているが、ストーリーの引き出しとしてちゃんと機能しているならば、寧ろ大歓迎だ。その意味において本作は支持に値する。

  • 【再読】
    後々まで達也を悩ませる『パラサイト』初出。さて雫との交換留学生としてUSNAからリーナがやってくる今回。最初っから達也に正体を見破られているリーナのポンコツさが可愛らしい。独断と偏見による今回の見所は深雪vsリーナの熱い魔法バトル。本巻からこの二人は良いコンビになりそうだなって思えますね。リーナ転入から二人の一騎打ちまで。

  • 上・中・下の上巻なので“嵐の前”といった感じ。
    登場人物が多いので、追うのがちょっと大変。
    中・下巻はこれ以上大忙しになるんだろうなあ……

  • 3冊の長編、来訪者編。
    今度のアニメのメインストーリーなのかな。
    キャラデザを見た時点で想像はしたけどやっぱり、かわいい女の子は本当の意味の敵にはならないというセオリー通りでした。
    仲間側にも被害が、という触れ込みだったのでもうちょっと派手なのかと思ったら、レオがちょっと弱ったくらいで、想像より全然悲惨じゃなかった。
    レオの出自がやっとちょっと明らかに。九校戦では語られなかった部分でしたね。

  • ライトノベル

  • アメリカ人が登場する話。
    妹が割と理性的なんでおもしろみに欠けたな。

  • バンパイアという妖怪ものも科学的にアリの存在にしてしまいますか。米国の魔法師にもあいかわらずの無敵っぷりで、楽しませてくれます。

  • リーナ登場。
    戦闘以外は残念なかわいい女の子という設定らしい。

  • 久し振りの「さすおに」。新キャラリーナが登場するが、やっぱり達也&深雪のコンビには太刀打ちできない。どこまで強力なんだよと読んでいて毎度毎度思う。後今回、やや脳筋キャラだけかと思えたレオの体の秘密も明らかになる。魔法師になるって何かしらの暗い秘密を抱えた部分が多いのかな。この後はまだ購入していないけれど、続けて読んでいきたいと思う。

  • シリウス編。幽鬼などの扱いがこの本的にどうなのか。これからの展開に期待

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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