ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2013年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048914277
感想・レビュー・書評
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プロローグ
第1章 「孤島の鬼」
第2章 「少年探偵団」
第3章 「押絵と旅する男」
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「初版は暗号を間違えていた。」
版を刷るということは、単に初版のコピーかと思っていた。
だけど、そこには著者の手が加えられ、改良されていることもある。物書きの人は芸術家と同じだと僕は思っている。芸術家なら、自身の作品を改良したいと思うのは当たり前か。 -
4巻読了。
3巻目までとは違って長編。
短編の方がずっと良かった。
1巻を読んだとき、本への知識、古書について、そして謎解きが数篇の短編仕立てになっていて、ちょっと読むにはうってつけだと思って読み続けてきたのだが、4巻目になって長編になっちゃうとは!
内容もずっと複雑に、重くなり、その割には登場人物のキャラが立っていないように感じる。
特に、栞子さんの母親が私には全く理解できなくて、人物的にもすこぶる面白くない。
色々な事情があってああなったのなら、その色々な事情をつぶさに明かしてもらいたかった。
長編なのだから。
著者はあとがきで「この物語もそろそろ後半です。最後までお付き合いいただければ幸せです。」と言っているけど、結末はなんとなく想像できるし、もう読まないと思う。
私にとって、ビブリア古書堂の事件手帖は3巻で終了。 -
ついにお母さん登場です★次が楽しみ♪