ビジネスを蝕む 思考停止ワード44 (アスキー新書)
- アスキー・メディアワークス (2013年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048915205
感想・レビュー・書評
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そもそも、44のワードの内、言葉の意味を理解しておらず、何と無く聞いていた言葉が多い。
それが思考停止である指摘を受けた。
ビジネスシーンでカタカナで話すことの危険は感じていたが
相手の思考を停止させてしまう(思考していた状態が前提)に至ることの問題はさらに大きい。
自分が思考停止に気がつくこと、また周りに迷惑をかけないこと、二重に積読することになるだろう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良書
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ビジネスの分野のみならず、思考停止に陥るワードというのは数多くあると思う。
言葉を使っているだけで、それが目的化されてしまっていたり・・・。シタリ顔で言う割に、内容が分かっていなかったり・・・。
言葉自体の問題ではなくて、その言葉を使う者の精神性によるものが大きいだろう。
ただ、この思考停止ワードが列挙されているだけではなく、それぞれに思考停止に陥らないための指南がチョコっと記載されている。
普段何気なく使っている言葉というのは44ではもちろん足りない。
一つ一つのコトバにしっかりと向き合うことが大切だと感じた。
以下、この本でとりあげられた思考停止ワード44
顧客第一、うちの業界、ゆとり世代、景気の踊り場、成長、効率、多様性、成功例、技術力、品質がいい、差別化、空気を読め、自由に、時間がない、一般的、想定外、現実的、非合理、常識、ターゲット、イノベーション、グローバル、コンプライアンス、リサーチ、ニーズ、SNS、フレームワーク、セオリー、リスク、KPI、ノルマ、リーダーシップ、マーケティング、ブランド、カタカナ語、ルール、きてる、つかえない、ただしい、しかたがない、かんたんだから、がんばれ、できない、かんがえる
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【内容(「BOOK」データベースより)】
日々何気なく使っているそのビジネスワードが仕事の活力や発展性を奪いとる可能性がある!日常業務で使うビジネスワード。しかしある言葉を使ってしまったがため、ビジネスの可能性を狭めてしまうこともある。それが「思考停止ワード」だ。企業に勤めるビジネスパーソン1000人を対象に「思考停止ワード」を調査し、44のワードを抽出。なぜその言葉がいけないのか、その理由とともに、解決の手がかりを紹介。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
株式会社博報堂内のコンサルティング専門チーム。
左脳的思考と右脳的思考の融合をモットーに、調査、企画立案から、CI、VI、ネーミング、商品・事業開発、店舗および空間の開発、広告、ウェブ、
サウンドブランディング、インナーブランディングなど、ブランディングを軸足にしながらも、さまざまなアウトプット領域にわたるコンサルテーションを得意としている。
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【目次】
はじめに 言葉ひとつで、人も、企業も、変わる
第1部 「漢字系」の思考停止ワード
第2部 「カタカナ・英字系」の思考停止ワード
第3部 「ひらがな系」の思考停止ワード
おわりに 思考停止ワードが教えてくれること
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