ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (3) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048915335

感想・レビュー・書評

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  • アルデラ神軍との撤退戦。めっちゃ面白い。
    シナーク族との内戦が終わったばかりなのに、こんな連戦は本当しんどそう。

    今回は盛り上がりどころが多かったと思う。
    いい上司サザルーフ大尉、ライバル登場、マシュートルウェイの成長、ライバルとの読み合いバトルと見どころ多い!

    とは言え3巻目にしてさらに血生臭い内容に。戦争の凄惨さが出てきてる感じです。
    次巻からもサザルーフ大尉の苦難は続きそうで何より、、笑

  • 9/10.
    傑作だ。第一巻と同じように、続々と想像付かぬ面白い展開が進む。

  • 極限の撤退戦。イクタとヤトリの信頼関係の根っこが気になる

  • 評価:☆5


    本格派ファンタジー戦記第3弾。

    圧倒的な戦力差、そして現れる「不眠の輝将」ジャン・アルキネクス。絶望的な状況の中での撤退戦に果たして勝機はあるのか――!? と言ったところです。

    いやーホント面白い!安定しすぎてて怖いw
    始めはかなり成り行き感が出てたイクタだけど、もうすっかり名将としての風格が出てきてるね。
    いつもの軽い感じが消えてた分、読んでるこっちにも緊張感が伝わってきた。

    序盤のマシューがかっこよすぎて涙腺熱くなってしまった・・・。
    「だったら!――ここで仲間にかける言葉は、『先に逃げろ』じゃないだろうが!」
    いつの間にこんなイケメンに(ノД;)

    イクタとジャンの戦略のぶつかり合いが面白かった。
    時間と共に推移していく戦場の様子も頭の中で容易に思い描けるのは、それだけ文章がしっかりとしている証拠でしょう。

    イクタやヤトリ、二人の息の合いすぎなコンビプレイはもちろんだけど、この戦闘で一番褒め称えられるべきはサザルーフ大尉だよね。
    自分の能力の限界をきっちりと認めることができる上官なんてそうそういないよ。
    サザルーフ大尉にはこれからも出番あって欲しいw

    最後に姫様が出てきて、「あ、そういえばいたなぁ姫様」と思ったのは秘密(笑)

著者プロフィール

2010年に「神と奴隷の誕生構文」(電撃文庫)でデビュー。「スメラギガタリ」シリーズ(メディアワークス文庫)、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズ(電撃文庫)を刊行。

「2023年 『七つの魔剣が支配するXII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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