お兄さまには秘密だよ? (B‐PRINCE文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.12
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本棚登録 : 64
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048915472

作品紹介・あらすじ

会社の後継者争いに巻き込まれ、長兄の屋敷に使用人のふりをして潜入することになってしまった末っ子の奈津生。かつて一度だけ話したことのある憧れの異母兄・至輝と会うのは14年ぶり。緊張と期待を抱いて屋敷へ向かった奈津生だが、至輝は意地悪な毒舌家になっていた!しかも、弟とは知らずに奈津生をベッドの中に引きずり込み、不埒な悪戯を仕掛けてきて…。年の離れたお兄さまに翻弄される秘密の恋。

感想・レビュー・書評

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  • ◎総合評価 3
    ◆ヒロイン? 3  ◆ヒーロー? 4
    ◆純愛 3     ◆情熱 2
    ◆さわやか 3   ◆セレブ 3
    ※さすがの文章力です。突拍子もない設定と展開だけど、読み切れました。

  • 私は秋緒のほうが気になった。素直になれない彼が、いったいどうするのか。
    秘書との関係も気になりますが、彼の至輝への想い。そしてあの笑顔で気付いた奈津生への感情もどう変化していくのか。秘書もそこらへんはわかっているみたいですし、彼の素性も気になります。

  • 義理の兄・至輝×弟・奈津生。ムクさんの絵も素敵♪後継者争いで次男・秋雄が至輝を陥れる為奈津生をスパイとして送り込む、だけど奈津生にとって至輝は一度だけあった事のある憧れ異母兄だった… これだけ見るとドロドロのお家騒動ですが、そこは神奈木さん軽くさらりと読める作品に仕上がってます。奈津生もただ強いたげられてる存在ではなく、ちゃんと自分を持っているのが良いですね♪秋雄を始め執事の久納や秘書・水瀬など脇の存在感もあって楽しいお話でした。

  • 異母兄弟の長兄至輝×三男奈津生。兄弟もの好きなんです。再会もの、主従ちっくものでもありました。奈津生が頑張ってるところが好感が持てました。至輝と奈津生はイチャコラしてんですが、次男秋緒がおバカで(イケメンです)可愛かったです。秘書の水瀬もすてがたいですが、個人的にはライアンを推しますw兄弟もの、再会もの大好物なので、最後のあれはちょっと残念でした。ペーパー付

  • お家騒動?長男×三男
    異母兄弟の3人。本妻の子である秋緒は長男ではあるが本家に寄り付きもしない至輝に次期社長を譲ることだけは許せない。三男の奈津生を使用人として送り込み至輝の弱みを探ることに。
    むちゃぶりされた奈津生はヤケクソ気味に使用人として潜り込むが、過去に一度だけ会ったことのある至輝のイメージとは違う気難しい人物で・・・。
    失敗ばかりしてるドジっ子使用人をなんだかんだと気になって構っちゃう至輝に奈津生も振り回されながらもドキドキしちゃう話。
    跡継ぎ問題はなかなかいい決着だったんじゃないかな。

  • こういう受けは大好き♪お話の内容も面白かったです。後継者であった秋緒のきゃんきゃんぶりはちょっとうっとしいと思うところもあるけれど、かなり間抜けなところが可愛くもありましたね。二人の恋愛のお話も良かったんだけれど、使用人として働くミツ(奈津生)の頑張りぶりがとっても気に入りましたね。ものの考え方としては一番この奈津生が上に立つのにぴったりな性格をしている気もしましたね♪サラッと楽しめる作品なんだけれど、ちゃんと小さい頃のエピなど細かい所に美味しいものを置いているのはさすが神奈木さんだな~って思いました。

  • みつがとにかく可愛かった。
    ムクさんの絵がピッタリ。
    ほんわかできるいいお話でした。

    アホカワイイ次男のスピンオフとかあるんですかね。
    期待しています。
    桜子さんは予想通りでした!

  • バラバラな兄弟の葛藤と恨み。とっても人間味あふれてますね。やってることは大げさだが、単なる兄弟げんかと言えるかも。

  • 面白かった~!可愛らしくて王道的なお話でした。終わり間際の残りページの少ない中、色んな事実が発覚したりと詰め込まれてた感じだったので、2人がくっついたあとのイチャラブが全然物足りないっ!もっと読みたかったな~。奈津生に意地悪する次男が、思ってたより悪い兄ではなかった(笑)黙ってたら全然かっこいいのに(ムクさんの絵柄が)中身がアレでもったいないw桜子さんはやっぱりわんこだったのね(笑)

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著者プロフィール

1994年『透き通った空の破片』でデビュー。BL作家。代表作『守護者がめざめる逢魔が時』(キャラ文庫)では、難しいとされるBL×ホラーに挑戦し、新たなジャンルを開拓した。

「2017年 『ちび神さまの初恋むすび 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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