- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048915489
作品紹介・あらすじ
満開の桜の花の下で、強面の男に窮地を救ってもらったフユは、その瞬間、男-鴻巣に一目惚れしてしまった。どうやら元ヤクザ(?)で、今はパティシエとして洋菓子店を出している鴻巣だが、強面が災いしてお店に客が寄りつかないらしい。鴻巣が作る繊細で美味しいケーキと、「鴻巣と会える場所」であるお店を守るため、フユはバイトとして鴻巣のために奮闘するのだが…?甘くてピュアな、年上の男性との初恋。
感想・レビュー・書評
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とっても可愛い。
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どっちでもいいような面白さ。
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受けのお兄ちゃんや新藤さんの趣味の件で吹いた訳だが。
ギャグのつもりで書いてるのか、そんなつもりじゃなくて書いてるのか…分からないのがこの作者さんの恐ろしいところ。 -
いろんなテイストで話作りができる作家さんです。もふもふの泣ける話の次は一転して、ひとまわり以上も年の差のあるcpが登場するデロ甘…いえ、スイートな恋物語でした。
すごく強面でカタギとは到底思えない男である鴻巣に、大怪我をする寸前で助けてもらったフユ。
30男に恋をしたフユは高校生ですが、とても見た目が幼くてオクテで天然で、客観的にはこの組み合わせは犯罪ギリギリなかんじです。
でも鴻巣は、自分の見た目がコワいことは自覚しているし、当然フユに好意を寄せられても嬉しがったりするタイプじゃないので、思ったほどショタっぽいとかのアブナイ場面はありません。
それより、なんというか意外にもかわいい路線だったりします。フユがほんわかした愛され系なのでそれも有りかと思いますが、元893だと読んでる途中まで固く信じ込んでいた鴻巣がまったく違っていて驚き。出自はスイートなパティシエだったんですよね。ほっとしました。すべてがあまーい。
町の洋菓子店が舞台になっていて、それが甘いもの好きの心をくすぐります。ケーキが無性に食べたくなるという副作用が起こります。
いわゆる繁盛記なので、店がしだいに盛り上がっていく様子も読みどころです。
肝心のストーリーは、両親を亡くし、年の離れた兄に守られ愛されてきたフユが、鴻巣に恋をして高3にしてやっと兄離れをする経緯が描かれています。お兄ちゃんから巣立っても、同じく年の離れた頼れる男を好きになってしまうところがブラコン。あくまでも愛され系なんですよね~
最初は融通利かなくて弟をコントロールしようとしているお兄ちゃんに反感持ちそうになりましたが、終盤弟をとられてがっくりきているお兄ちゃんの姿に救済してあげたくなりましたww
ストーリー自体はこれといって目新しいものはなかったけど、持ち前の文章力で楽しく読ませてもらいました。上手いです。Hシーンも萌えました。
個性的な脇キャラがいっぱい出てきて、話を盛り上げていてそこも楽しめました。 -
可愛かった♪ 私もず~っとフユと同じでやくざだと思ってましたねぇ。作家さんの策にまんまとはまってしまいました。 フユの純粋さとこの強面の鴻巣の対照的さが良かったです。 強面な人が笑ったり実はすごく優しかったりってのは結構好きなんですよね。
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余裕で一気読み。
もう、凄い可愛いです。
受の天然ぷりが本当に愛らしいです。
サクサク読めて、内容も十分満足でした!
最近読んだ話の中では一番ほんわかしてたかもしれない(笑) -
兄弟は勘弁して下さい、と途中思いましたがそんなことなくてよかったです。溺愛系の兄って本当に苦手。