- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048915793
作品紹介・あらすじ
ついにカザンの町への入植を許されたクースラたち。鍛冶屋組合の少女イリーネと共に、グルベッティの町を出る準備を始める。しかしその最中、ウェランドが、"錬金術師ではない"という疑いを掛けられ、入植団に加われない危機に陥ってしまう。最初は放っておくしかないと思っていたクースラだが、「仲間を大事にしたい」というフェネシスの熱意に打たれ、ウェランドを助け出す決心をする。そして、"自分たちが錬金術師であること"を証明する方法を探り始めるのだが、これがなかなか難題で-?眠らない錬金術師と白い修道女が贈る本格ファンタジー、シリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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後半、必要なのかなぁ?
今巻だけの話をすれば妖しい儀式で終われるとおもうのだが。
まあ、ヒロインと主人公の関係を浮き彫りにするとか今までのヒロイン像を少し崩すとかあったのかもしれないが。
正直蛇足に感じた。
これが後で生きてくるのかもしれないのでなんともいえないけど。 -
4月30日読了。図書館。
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前2巻と比べると、キャラの関係性の進展やクースラの重い過去が一つ払拭されたことなどからだろうが殺伐とした空気が薄れ、より湿度の高い人間ドラマに寄ってきた印象。
心の中にある『人』の部分や彼らの立場の曖昧さなど、錬金術師二人の性質をより掘り下げられた話だった -
いつも考えさせられながら読んでる。
能天気には読めない。
全く男女がイチャイチャしてる文章はないのに、イチャイチャしているのを見せつけられてるような気がする。